青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

あなたの声を聞かせてください

こんばんは。断酒339日目の青猫です。

今日は紹介状を持って父の病院に行って来ました。
 
以前からあれこれ病気持ちではあったのですが、今回は腎臓の検査結果が悪かったようです。
紹介を受けたのは地元でも有名な病院で、連休の狭間とあって待つことを覚悟していましたが、すんなりと午前中には受診を終えることが出来ました。
担当の医師は若くて綺麗な女医さんでした。
とても丁寧に説明してくれて、父の話もきちんと聞いてくれる良い先生でした。
一瞬「この先生で大丈夫かな?」と先入観を持ってしまった自分が恥ずかしく思えました。
 
以前の検査結果を見ながら、透析をする準備を始めましょう、という話になりました。
父は病院に来る前から、絶対に透析は拒否すると言っていたのです。
恐れていたことが現実に……。やはり避けることは出来ないのか、そう思いながら先生の話を聞いていたとき、覗いていたパソコンに、今日の検査の結果が届きました。
「あれっ、今日の数値は良くなってきていますね。もう少し、様子を見てみましょうか」
急転直下。一瞬にして沈んでいた私たちの心が、パーっと晴れたのは言うまでもありません。
しばらく新しい病院に通うようですが、今日の先生なら安心してお任せ出来そうな気がしています。
 
受診が終わってホッとしながら帰る途中、ふと覗いたツイッターのタイムラインに、悲しみからスリップしてしまったフォロワーさんのつぶやきがありました。
何だか声をかけずにはいられなくて、少しツイートのやり取りをしました。
 
夕方、今度は「スリップしそう!」という別のフォロワーさんのツイートが飛び込んで来ました。
どうにか引き止めたくて、しばらくツイートでお話ししました。
その間に他の人応援も加わって、飲むことを思いとどまってもらうことが出来ました。
 
「飲んじゃった」「飲んでしまいそう」
どうしようもない絶望感に襲われた時のツイートは、心が発するSOSだと思います。
誰かに聞いて欲しい、止めて欲しい、わかって欲しい……。
そこに偶然居合わせれば、誰でも思わず手を差し伸べることでしょう。
それは、その辛さと悲しみが、自分のことのように伝わってくるから。
毎日挨拶を交わし、お喋りし、そんなやり取りの中に生まれている思いがあるから。
 
断酒は簡単なことではありません。
ただお酒を飲まない、ただそれだけがどんなに辛いか、私たちは知っています。
だから毎日「一日断酒」の呪文を唱え、堕ちて行きそうになる飲酒の闇の誘惑に、負けないように頑張るのです。
誰一人として、同じ志を持つ仲間を失いたくない…私たちは、心からそう願っています。
 
あなたの声を聞かせてください。
みんな、その気持ちに寄り添いたいと思っています。
黙ってひとりで行かないで。顔を上げて、まわりを見て。
あなたの声を待っています。
 
色々なことを考えた、そんな一日でした。
明日も断酒で、一緒にいきましょうね(^o^)/