危うい気持ち
こんばんは。断酒497日目の青猫です。
めっきり寒くなりました。
秋晴れの日の朝は、放射冷却で気温がグッと下がります。
そしてカラカラの乾燥も。
手を洗うとハンドクリームが欲しくなります。
ジム後のウェアの洗濯も、遅くなっても朝には乾いていたり。
何気ない暮らしに冬の足音が、聞こえてきている、そんな日々。
今日のジムはダンスとコアトレでした。
スタジオももう冷房ではなく、かすかに暖房が入っているようです。
しっかり汗をかけるように、いつでも運動に配慮した温度設定です。
それでも、夏ほどは汗はかかなくなったかな?
レッスンにもよりますが、じんわりとした今日の汗。
マシンでの筋トレはグッと力を入れて、筋肉を縮める動作ですが、ストレッチは体を伸ばす運動なんだそうです。
そう言われれば、そんな感じ。
コアトレでグッと力をこめた後は、必ずストレッチで体をほぐします。
そしてその後のリラクゼーション。
ゴロンとマットに寝転んで、腕も足も伸ばして、音楽を聞きながら深い呼吸。
「はい、それではそろそろお時間となりました」
インストラクターさんの声を聞いてハッとしました。
今日は眠ってしまったようです。
ほんの10分程度でしたが、もしかして熟睡(^^;
意識が遠のくことはあっても、眠ることは今までありませんでした。
疲れているのかな?
トレーニング後は、いつになくお腹がペコペコ。
明日のパンを買わなきゃ、と立ち寄ったコンビニで、やっちゃいました(^^;
お店で見かけたチョコクレープ、つい買い食い!車内で食べちゃったんです(>_<)
トレーニング直後のすきっ腹。
時計は夜の9時を回っていました。
今まで、絶対こんなことはしなかったし、思いもしなかったのに。
よっぽど疲れてたんでしょうか。
甘いものが欲しくて仕方ありませんでした。
禁断の実を食べるように、こそこそと夜の闇の中。
クレープをガツガツと食べる青猫。
でもね、最初の一口で「あ、やっちゃった!」って思いました。
甘ったるいクレープは、何だかちっとも美味しくなくて、小さな罪悪感という後味を残して消えていきました。
もしかして、こんな感覚は再飲酒に似ているのだろうか?
ふと、思いました。
今までは飲むことなんてあり得ないと思っていたのに、気がついたら手に取っていたビール。
あなたなら、日本酒? チューハイ? ワイン……?
口に含んだとたん、「あ!」と思う。
「失敗した」「飲んじゃった」「どうしよう」
それでも飲むことはやめられずに、空になるまで飲み干してしまうのかな。
残るのは後悔の苦い味。
ちっとも美味しくなかった、お酒。
裏切られた思い。お酒に、そして自分自身に。
いや、想像ですけどね(^^;
私はクレープでしたけど、頑張ってる自分を裏切ってしまった、そんな気がしましたよ。
家に帰ってプロテイン飲んだら、何だか苦かったし。
体は正直。
心は嘘つき天邪鬼。
危うい気持ちは、一体どこから来るのでしょう。
目前に迫った日を思いながら見上げる空。
寒そうな月がひとつ。
そんな夜。