パンドラの箱を開ける鍵
こんばんは。断酒379日目の青猫です。断酒続いてます。
昨日の「オマケ」ブログについて、妹から心配するメールが来ました。
「昨日のブログは自分のこと?」って(^^;
確かに、私が飲んじゃったんじゃないかと取れなくもなかったですねー(笑)
一年が経過した今、ちょっとストレス感じたくらいでは、お酒が思い浮かぶことはなくなりました。
今のところ、というのが正しい捉え方でしょうか。
すっかり消えたと思っていた悪しき習慣も、思わぬところで転がり出て来ることが無いとは言い切れませんからね。
いつも「自分を信じて」って言ってるけど、「一番信じられないのが自分」とも思います。
一番怖いのは、「自分はもう大丈夫」という過信。
これだけの期間飲まないでいられたんだから、もうお酒に振り回されることはないだろう、コントロール出来るだろうと思いあがることなんです。
一滴のアルコール。それがパンドラの箱を開ける鍵。
箱の中からは、今まで封印してきたあらゆる悪いものが現れます。
そう、アルコール依存症を私は今、自分の中に封印しているだけなんです。
だからやっぱり、開けちゃいけない。
恐怖の記憶が薄らいで、中がとっても気になったとしても、絶対に開けてはダメですよ。
でも、もしも、そんなこと分かっていても、あえて開けてしまう…飲んでしまうことがあるかも知れない。
昨日も書いたけど、人間なんです。生きているんです。
理性じゃどうにもならないこともありますよ。
だからと言って、私は再飲酒を肯定しているわけではありません。
飲んでしまったことによって、飲む前以上の苦しみを味わい、自分を責め、絶望の淵に立ってどうしようもなくなった…そんな時にこそ、一緒に断酒してきた仲間の存在を思い出して欲しいのです。
そして、私もみんなも、同じ切なさを味わっているということを。
それを救えるのは、飲んでしまった人が戻ってきてくれることなんです。
顔向け出来ないとか、恥ずかしいとか、そんなことは考えないでくださいね。
あなたの経験が、沢山の断酒する仲間たちに教えてくれることがあるんです。
あなたは大切な人です。
最後に、今朝いただいた素敵なコメントを紹介したいと思います。
@aonekoon ツイッターや自助会を利用して、こういう気持ちをいつまでも持ち続けることが、断酒には必要なんですね。誰も退院直後の断酒の決意が時間と共に徐々に薄らいで、スリップしてしまうことが多いですもんね。
— みたちゃん (@mitatyan1) 2016年6月10日
みたちゃん、ありがとうございます(^^)
こうやって、ブログを書いたり、読んだり、ツイッターで交流することが、とても大切なんだなぁと、再確認出来ました。
明日もやっぱり、断酒でいきましょうね(^^)/