こんな時、私たちに出来ること
こんばんは。断酒322日目の青猫です。
一夜明けて、熊本地震の被害の状況が明らかになりました。
一瞬にして平穏な暮らしが壊れてしまう恐ろしさを痛感しています。
今朝仕事に行く途中、目の前で踏切の警報機が音を立て始めました。
「あれ、今さっき電車が通過したはずなのに…」
と思って時間を気にしつつ停車していると、しばらくして貨物列車が通過して行きました。
長い長い、とても沢山のコンテナを連ねた列車です。
あっ、これはもしかして、支援物資?
東日本大震災の時、大きく「支援物資運搬中」と書かれた横断幕が貼られた自衛隊のトラックを見てとても嬉しかった、5年前を思い出しました。
職場でも、「自衛隊のトラックが何台も走って行くのを見たよ」という声。
地元企業も、5年前に支援してもらった恩返しにと、飲料水や食料を送る手配を始めているようです。
こうやって、人と人とは支え合っていくのですね。
今はまだ、見えない不安と惨状に途方に暮れていても、きっと甦る。そう信じています。
私たちに出来るのは、寄り添う気持ちを持ち続けることだと思います。
東日本大震災の本震後、1カ月後くらいに大きな余震でまた室内が滅茶苦茶になったことがありました。
やっと普段の暮らしが戻り始めた頃でしたが、仕事は一時自宅待機に。
「また同じことを繰り返さなければならないのか」と絶望していた時に、地震のニュースを見ようとテレビをつけたら、NHK以外、すべて何も無かったかのように、いつもの番組が放送されていたことを覚えています。
その時、ちょっとがっかりしてしまいました。
「地震に遭わなかった人たちは、もう私たちのことなんか気にもしないんだ」と。
幸い、大きな余震後すぐに日常生活が戻りましたが、この「忘れられた感」が今も心に残っていたのですね…こんな時に思い出すなんて。
今朝、朝の挨拶ツイートで、お友達のぴろりんさんが言ってくれた言葉がとても嬉しかったです。
@aonekoon 青猫さん、おはようございます。大地震に遭遇した時、遠くの友人の安否確認の連絡はどんなに心強かったか。私は知っています。今日も一日よろしくお願いします(^O^)
— ぴろりん (@A3tQj) 2016年4月14日
心のつながりこそ、大きな力になります。
私たち断酒仲間は、それを一番よく知っています。
まだ見ぬ私たちの心の友に、どうか、届きますように。
思いをこめて、一日断酒です。