いちばん辛いことってなあに
昨日よりも寒い気がする、そんな夕方。
車の気温計は14℃でした……さっ、寒い、やっぱり寒い。
それでも、今日は早めに仕事が終わったのだからと、やっぱりジムへ行って来ました(^_^)
本日のメニューは、回復を促す軽いジョギング~~のはずでした。
昨日、インターバルで走り込んだから。
でも、先週のインターバル走ペースが必死過ぎたので、昨日は速度少し落としたら、ちょうど良過ぎて手応え半減な不完全燃焼。
そこでふと、1時間でどれだけ距離が走れるのかをやってみたくなりました。
まだまだ、ランナー若葉マークです。
ガンガンレースに出ているベテランの方々とは違い、自分がどれだけ走れるのかも未知の世界。
時間がある時に、無理のないペースで確認したい。
そんな思いで、トレッドミルの設定を60分にセットしました。
でもここ数週間、小出メゾッドでトレーニングしているつもりなので、インターバルランさえ週一で走れば、あとは「のんびりサクッと30分」が習慣づいてしまったようです。
なんかね、35分で5km走ったら、もういいかなって思えちゃって。
明日は水曜、夜はエアロビクスだし。
体力温存、しっかり寝て、エアロビクスを楽しみたい……そんな考えがアタマの中を行ったり来たり(^_^;)
結局「無理しない」って、本日ほど良いところで終了となりました。
いつもなら、「軽め」と言いつつガンガン走ってヘロヘロになっちゃうんですよね。
翌朝、疲れが残ったりして、「ああ自分のバカ!」と後悔しきり。
これって、まるで二日酔いの朝のあの心境じゃないですか(^_^;)
変わってないなぁ……というか、変わらなきゃいけないぞ、そろそろ自分!そう考える、今日この頃です(^_^)
時間早めでガラガラのバスルーム。
シャワーを終えて出てきたら、ロッカーでジム友だちに会いました。
彼女は私より少し先に入会していて、今では一番長いおつきあい。
最初の頃は同じスタジオに出てたりしたけど、彼女はダンス、私はエアロやコアトレと、それぞれの道(笑)を楽しむようになりました。
「久しぶり~~! もしかして辞めちゃったのかと思ったよ」
私が言うと
「うん、実は右足の肉離れを起こして2ヶ月休んでたんだよね」
スタジオでのレッスンの、ちょっとした動作でいきなりビシッと足に衝撃が走ったそうです。
「特に無理のあるポーズじゃなかったんだけど、疲労がたまっていたのかな」
ちょうどその頃、とても多忙だったそうですが、どうしてもレッスンに出たくて無理を続けていたようです。
「救急車を呼んでもいいくらいだったんだけど、迷惑かけちゃ悪いと思って必死で家まで帰ったよ」
スタジオは2階。ロッカーは地下です。
痛む足を引きずりながらスタジオを出て、ロッカーまで行き、またロビーまで戻って来たのかと……想像するに悲惨な光景です。
次の日朝一番で病院に行ったそうですが、車の運転も禁止され、仕事はタクシーで出勤し、帰りは職場の人に送ってもらったり~という日々だったそうです。
「何が辛いって、運動出来ないのが一番ストレスだったよぉ」
これからレッスンに出るらしい彼女は、ウェアに着替えながらこう言いました。
ああ、わかるなぁ~~~。
私も肋骨の疲労骨折で安静を言い渡された時、1ヶ月まではいかなかったけど、ジムに行けないのがとても辛かった記憶があります。
やっぱり、加減って大切なんですね。
好きだから夢中になってしまうけど、心と体のアンバランスは、知らず知らずに進行する。
そしてある時、突然バキッ!と………。
ああ、似てるかも。
アルコールと私。
好きで好きで、ホントに大好きだったけど、ある時ココロとカラダの天秤がひっくり返って、自分で自分に、お酒を断つという決断をさせてしまいました。
今夜、60分と思ったランを半分で切り上げる気持ちになったこと。
偶然、ロッカーで再会した友から、ケガの話を聞いたこと。
私がお酒をやめたこと。それを思い出したこと。
このタイミングだからこそ、なのかなぁと、思わずにはいられないそんな夜。
明日へつなぐ大切な出来事だったと、大袈裟な青猫は考える…そんな夜です。
明日の風は、自分で吹かそ♪(^_^)