断酒935日 吹雪に歌えば
こんばんは(^_^)青猫です。
こちらは、今日は一日中雪でした。
一面の銀世界……
なんていう、美しいものは幻想です。
白い雪の降り積もる下には、いつでも命があるのです。
毎日を繰り返す、生きていく人たちの営み。
北の地に暮らしていても
決して、寒いのや雪が好きなのでも
ましてや得意なのでもありません。
みんな、心配顔で空を見上げる
そして口々につぶやきます
「この雪、凍らなければいいな」って。
日中でも気温が一桁
氷点下の真冬日なんて日もザラです。
積もった雪、凍った道
心に不安。
こちらに暮らすようになり、
みんな「しなくてもいい苦労をしてる」
本当にそう思いました。
でも、それを受け入れて生きていく命のたくましさ
雪が降るたび「ああかなわないな」って思うのです。
みんな強いです。
命が燃える、生きていくって、こういうことなんでしょうか。
嘆いていてもどうしようもない現実なら
しっかりと受けとめて歩いていく
だからこそ、あの大きな悲劇の震災さえも
乗り越えてられたのだと。
乗り越えるのが、とっても辛い今があります。
もうどうしようもなく、途方に暮れる夜があります。
悲しくてしかたがない、朝があります。
無理矢理に、前へ進まなくてもいいんじゃないかな。
歩けなくなったなら
ちょっと座り込んでみる。
ゴロンと寝転がって、天井を……空を見ているだけで
いいんじゃないかな。
空はどこまでも大きくて
視界いっぱいに広がって、果てしなく
とうてい、自分が全部見ることなんて出来ない大きさで
その下に、たくさんの人がいて
その人の数だけ、もっと、その何倍も何百倍もの
思考が 想いが 声が、歌が。
みんな、考えてる。
みんな、悩んでる。
みんな、歌っている。
大切なあなたの唇に
いつかまた歌の言の葉がこぼれだしますよう
今は歌えなくても
今は笑えなくても
私も悩んだことがあります。
ううん、今も毎日、色々なことを思います。
生きてるって、きっと、そういうこと。
探してる。
ずっと、ずっと。
お酒の乾いた、まっさらな気持ちで。
この渇きを潤してくれる、恵みの涙を。
また明日！(^_^)
