断酒898日 「毎日かあさん」とアルコール依存症
こんばんは(^_^)青猫です。
今日は……というか、日曜日はほとんどインドア派な私。
特に今日は夫が留守だったので、土曜日のうちに買い出しを済ませてしまって、前日オフ♪
何をしようかな~~というより、何もしないのが一番です。
私、なぜかアクティブとか体育会系というイメージが独り歩きしていますが、実は、何時間でも家でゴロゴロするのが大好きです。
ただ、スイッチが入れば即飛び出していってしまうような、予測不能な部分があるというだけです(^_^)
今日はめいっぱい、スイッチオフ。
TVer(ティーバー)で「コウノドリ」を見て泣いて、それからアマゾンプライムビデオで「毎日かあさん」の映画を見ました。
毎日新聞で2002年から週1で連載されていた、西原理恵子さんの人気漫画の映画化だそうです。
ちょうど今年の6月で、長かった連載が最終回を迎えていたようです。アニメ化もされているんですね。
西原理恵子さんといえば、前夫のアルコール依存症で大変な苦労をされた方という印象です。
漫画やアニメは見たことがありませんでしたが、「いつかは」と気になっていた作品でした。
映画は淡々とした視線で描かれます。
アルコール依存症で入退院を繰り返す夫と、腕白盛りな愛らしい二人の子どもを漫画家という細腕で育てる主人公。
小泉今日子とその前夫永瀬正敏の共演でも話題になったそうですね。
この永瀬氏演じるアルコール依存症の夫が、幻覚に悩まされて暴れる場面があるのですが、あまり酔っているという感じに見えないような気がしましたが、どうでしょう。
私はそれほど過激な依存症ではなかったせいか、同じ依存症というよりは、その夫を持つ妻の視点で見ていました。
主人公が西原恵理子さんなので、そういう流れでもありますが、キョンキョンの演技がとても良かったです。
ようやく退院して来たその足で、もう居酒屋で飲んでしまっている夫を見つけたときに
「死にたきゃ独りで死ね!」
とパコーン!と夫の頭を殴るキョンキョンの姿にスカッとするものがあります。
どうしようもない夫だからこそ、想いが残る。
もうウンザリだと感じているはずなのに。
ここに家族という大きな繋がりが見えてきます。
共依存とも言うのかも知れません。しかし、それぞれの家族にひとつひとつ、違った絆があるのも事実です。
「手を離すのを怖がっていたのは私の方だった」
「アルコール依存症には専門の病院での治療が必要です。
それなのに彼は、嘘つきだ、ナマケモノだと言われ続けて来ました」
「彼は10年もの間この病気と独りで闘って、立派に戻って来ました」
そうなんです。
アルコール依存症は、病気です。
お酒をやめたいのに、なぜやめることが出来ないのか。
それは意志が弱いのでも、情けないどうしようもない人間なのでも、ありません。
まず、適切な治療を受けること。
あたたかな人の心にふれること。
仲間とともに、あるということ。
そんなことを改めて、教えてくれた映画でした。
今夜は「シン・ゴジラ」も迫力満点でしたね。
エヴァンゲリオンと同じ人が監督なんだとか、最後に映ったシッポに意味があるのだとか、「シン・ゴジラ」が大好きな次男の解説を聞きながら私も楽しみました。
インドア最高!また明日!(^_^)