青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒867日 どこからが幸せ?

こんばんは(^_^)青猫です。

 

今日、職場でのことなんですが。

トイレで出くわした、他部署の女性。

私を見るなり、言いました。

「今、どこに住んでるんだっけ?」

我が長男と彼女の息子とは、高校で同じクラスになったことがあります。

そのときはまだ同じ職場ではなくて、彼女とは、ただ保護者会で顔を合わせただけという間柄。

数年後、この職場で偶然出会ってお互いに「世間は狭いね」と驚いたという経緯があります。

今は顔を合わせれば、挨拶するという程度。

それが、急にこの問いかけです。

 

「相変わらず、同じところに住んでるよ」

こう答えると、彼女は笑顔で言いました。

「私今、〇〇町から通ってるの。もう、寒いし遠いし、毎朝大変」

彼女が口にした町の名は、かなり山の方になります。

「引っ越ししたの?」

「今、家を建て直してて、実家に仮住まいしてるのよ。息子が同居しようって言うもんだから」

 

もう一度言います。

彼女の息子と我が長男は同い年(^_^;)

「あれっ? 息子さん帰って来てたの?」

数年前、関東の大学に進学し、戻らずに就職したと聞いた覚えがありました。

「そうなのよ。向こうで就職したと思ったら、あっと言う間に帰って来て、さっさと結婚して子どもまで生まれちゃってさぁ」

それで同居のために家を大々的に改装している最中なんだそうです。

 

「スゴイねぇ。もうすっかり一人前だね。うらやましいなぁ」

我が家はいまだに脛っかじりのようなもの。

見た目だけは大人になってはいますけど、独り暮らしをしようなんて気はさらさら無いような感じです。

幸せいっぱい、という顔……満面の笑みの彼女。

きっと誰かに話したくて仕方なかったのでしょうね。

 

うらやましくはありますが、我が家も色々ありまして。

あの頃のことを思い返せば、今はまあまあ、幸せなんじゃないかなという平穏な毎日です。

 

どこからが幸せで、どこまでがそうでないのか。

それは世間でいう基準じゃきっと、計れないんだと思うのです。

絵に描いたような幸せは、きっと我が家サイズじゃ、ないかな。

 

机を並べた子どもたち。

その行く道は多岐に分かれて、それぞれが今を歩いています。

私は何とも穏やかな気持ちで

「良かったね、親孝行な息子だね」って言えました。

 

そう、穏やかだったんですよ、そのときは。

 

何となく、今日のブログに書いておこうと思い返していたときに、ふっと湧いてしまった小さなモヤモヤ。

「もしかして、彼女は自慢したかっただけなのかな」

疎い私はへらへらと「いいな」なんて言ってしまったワケですが。

輝く笑顔の彼女のことを、心からそう思っていたのに、私の心に生まれた妙なモヤモヤ、これは一体なんなのでしょう。

 

うらやんでる? やっかんでる?

自分の心が一番不可解。

モヤモヤしながら帰宅して、ご飯を食べたら嘘のようにスーッと引いていきました。

やっぱり不可解。

ただの空腹だったのかな?(^_^;)

お腹がすくという本能。

その奥深く、あるのが私の本心なら。

いつでもお腹はいっぱいにして、ご機嫌でいたいなって思います。

 

おいしい笑顔で、また明日!(^_^)

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