断酒832日 今夜は飲むぞ~!
こんばんは(^_^)青猫です。
拍子抜けの夏が終わり、秋の空を感じるようになりました。
そのせいでしょうか。
断酒を始める人が増えている気がします。
夏の暑さの真っ只中は、やっぱりビールの誘惑には勝てないけれど。涼しくなって、喉の渇きも癒えた頃、やぱりお酒、やめてみようか……そんな心境なのでしょうか。
飲む人は、誰でも自分の飲酒に対する悩みや迷いを持っている。
でもそれを認めてしまうのは、自分の弱みを見られてしまうことになる。
内弁慶の人見知りで引っ込み思案。
何もかも、今までいつも誰かの陰にいた自分。
そんな自分が唯一認められたこと、それが「飲める人」だということでした。
お酒のある空間は、思えばいつも異次元でした。
ツンと澄ましたあの人も、怒ってばかりのカミナリ上司も、そこではピンが飛んでいました。
緩んだネジはクルクル回り、空回りする歪んだ世界。
その中で、初めて居場所を見つけたような。
何を言っても笑ってくれる。面白い子と賛辞をくれる。
お酒を飲めば、本当の自分になれるんだって、そんなこと本気で思ってました。
シラフの現実世界では、ビクビク生きる小さな獣。
抑えてずっと閉じ込めて来た気持ち、お酒の力でパン!と弾けて。
楽しかったなぁ。
いつまでもいつまでも、そこでそのまま、いたかった。
今夜は飲むぞ~~!
そう言いながら、実は毎日飲んでたワケで(^_^;)
思えば私の遅咲きの青春は、お酒とともに開花して、やっぱりお酒と散ったのでした。
嬉しいお酒もありました。
仕事仲間とワイワイ飲むのが好きでした。
いつまでも、一緒に飲めると信じてたのです。
でも生活が変わり、離れてしまえば、誰も自分のことなんか思い出してもくれないようで。
他人のことなんか言えないけれど、結局、楽しく飲めればただそれで、誰でも良かったんでしょうね。
誰とでも飲める、飲み仲間になれる。
裏を返せば、誰でもいい。
飲んで悩みを打ち明ければ、ああそんなこと、酒が不味くなる、もっと楽しい話をしよう。
そんなこと言われたなぁなんて、今頃思い出してます。
飲んでいた頃のこと、すべてを否定する気はありません。
でもやっぱり、今も続いている親しい友は、飲まない学生時代からのつながりです。
飲んでたオトナの世界には、暗黙の了解で、その場限りの刹那な時間が流れてただけ。
本当に辛いとき、苦しいときを一緒に過ごしてくれるのは、本当にそばにいて欲しいのは………。
私が断酒日記を書き始めたのは、80日からでした。
とても残念なことをしたなぁと思います。
これから断酒を始める皆さん、大切な断酒初日の気持ち、飲んでいた頃の葛藤をぜひ記録しておいてくださいね。
それは自分だけじゃなくて、悩める誰かの心に響く声になります、きっと。
そんな願いをこめながら、私は今を書き続けます(^_^)
また明日!(^_^)