青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒805日 もう一度、夏に生まれて

こんばんは(^_^)青猫です。

 

今日は明日の帰省に備えて、お土産を買って送ったり、スーツケースに荷物を詰めたり。ちょっと手に取った本を読みながら、気がついたらお昼寝してたり。そんなのどかな夏休み1日目。

 

今年から山の日が祝日になって、今日から帰省する人たちで交通機関はいっぱいでしたね。

長時間の運転や、混雑した駅の雑踏。毎日の通勤とはまた違った疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。

 

そして久しぶりに会った家族や友人との、いつもとは違った空間。

 

私も、初めての断酒での帰省は一大決心でした。

なにしろ我がアル中のルーツ、実家へと帰るのですから。

父は一緒に飲むのを楽しみにアルコールをあれこれ揃えて待っているし、私もそんな解放区に帰ることが、何よりの喜びだった今までがありました(^_^;)

 

家事もロクに出来ない干物オンナが、結婚してポンと遠方で暮らすことになり、それなりに頑張ってはみたものの、やっぱり何かと疲弊してヨレヨレで。

そんな私を休ませてくれる場所、それが結婚後の実家でした。

結婚前は、出たくて仕方なかった場所が、離れてみると恋しい故郷。家族って有り難いものですね。

 

早朝の新幹線は、1分でも早く帰り着きたかったから。

ドアを開けて「ただいま~!」って言った途端、あふれる懐かしさ……というより「とりあえずビール」の思い(^_^;)

ここには、明るいうちから飲むことが許される空気が流れています。

飲みながらお昼を食べて、ゴロンと寝て、喉が渇いたねってビール。そのうち夕方になって来て、ご飯だねって言ってビール。

母は次々とおつまみを作ってくれたけど、本当は迷惑かけていたんですよね。申し訳なく思います。

 

そんな私が、断酒。

 

準備段階。事前に電話作戦。

「私、もう飲むのやめたから」

「へー! そうなのか」

意外にあっさり終わった報告。拍子抜け。

きっとホントに飲まないなんて、信じてなかったのかも知れない。

そして、帰省当日。

降り立った東京は灼熱の熱さ。干からびる喉。

甦るあの刺激………!

でも私を励ましてくれたのは、妹に頼んで準備してもらったウィルキンソンとポッカレモン。

奇しくも断酒77日目。そして何故だか誕生日。

きっと、この日が分岐点。

飲まない毎日を生きていくことを決意する、新しい自分が生まれるための日、だったのか。

 

aonekoon.hateblo.jp

 

 あれから、たった2年です。

毎日は色々なことがありながら、気がつけば飛ぶように過ぎ去って。

父は他界し、大好きだった実家はもう、ありません。

この時期、どうしてもノスタルジー。

思い出すたび、切ない気持ち。

でも、悲しみと郷愁をお酒で誤魔化すことはもう、ありません。

しっかりと、向き合って問いかけます。

今はまだ、悲しみも寂しさも手の届くところにあるけれど、いつかちゃんと乗り越えていくよって。

 

お父さん。

私ね、やっぱり、お酒やめて良かったよ。

 

 

いよいよ帰省!3度目の夏休み♪

また明日!(^_^)

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村