断酒798日 ドラキュラは人間になれるのでしょうか
こんばんは(^_^)青猫です。
金曜日です。
今日も仕事が順調に進みました。
定時退勤して、ジムでコアトレ。
やっと今週も週末です。
昨日の親子ゲンカはどこへやら。変わらぬ一日の我が家ですが、やっぱり引きずらないのは家族だから、なんでしょうね。
ブログやツイッターにもコメントをもらって、ふと考えたことがありました。
そういえば、飲んでた頃は自分から謝るなんて、絶対にしませんでした。酔っ払いに共通の、意味不明で根拠のない妙な自信。
「この世で自分が一番正しくて、自分意外はすべて間違っている」
とんでもなく自信過剰な思考。
言い合いは大好きでした。
ああ言えばこう言う。どんな論客も受けて立つ。そのくせ、言ってることは支離滅裂で、全然筋が通ってない。
結婚する前、飲み会が毎日のようにあった職場の飲みの席でも、よく言われました。
「どうしてそんなに突っ張ってるの」
え? 私突っ張ってる?
そのときは、まったく思い当たりませんでしたけど、今はとっても良く分かります。
父とも、飲んではよくケンカしていました。
「何でもいいから、もう謝りなさい!」
間に入る母から、よく言われたこの言葉。今も耳に残っています。
やっぱり、そのときは「どうして? 私全然悪くないのに」ってますますカーッと逆上し、この世に二人といない悲劇の主人公になったような、悲しみと怒りを覚えたものです。
そして、ブログのコメントにも書きましたが、夫や息子たちには
「母さんは絶対に自分から謝らない」「いつも自分だけが正しいと思ってる」と言われていました。
このときも、全然、どうしてそんなこと言われるのかが分かりませんでした。
もうね、思考がガチガチに固まっていましたね。
自信と言うより、きっとその逆。
自分にまったく自信がないから、必死で防御していたんです。
弱みは絶対、見せたくなかった。隙を見せたら、ねじ込まれる。そんなこと絶対あってはならない。なぜなら、自分が一番正しくあらねばならないのだから。そう信じていかないと、自分が成り立たないのだから……。
吸血鬼ドラキュラ伯爵が、心臓に杭を打ち込まれ、悲鳴とともに灰になる。そんな危うさで出来ていた、まやかしの自分自身。
誰にもとどめを刺されないように、必死で牙を剥き続けていたんでしょうね。哀しいです。
お酒が見せた、幻の虚像。
邪悪な魔法が解けた今、残ったのは、とってもちっぽけな自分という真実でした。
それでも、心は穏やかに凪いでいて、誰かの言葉がスーッとしみ込むように入って来ます。干からびていた私の中が、どんどん潤いで満ちて来る、そんな心地よさを感じることが出来るようになりました。
まだまだ、自分の中には矛盾がいっぱいなのですが、素直にそれを出していける、弱さを認めていきたいと思っています。
ちょっと抽象的(^_^;)
でも、今まさに、その途中でしたから。
おいおい、じっくり。また明日!(^_^)