青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒788日 ウナギギライの覚醒

こんばんは(^_^)青猫です。

 

今日は土用の丑の日でしたね。

我が家は毎年、(例によって)仕事のおつきあいで買ったうなぎを食べます。だからお店でちゃんとした鰻重を食べることって、ほとんどないんですよね。

 

今でこそ「うなぎ美味しい!」って素直に言えますが、実は昔は苦手でした(^_^;)

たぶん、幼児体験によるものと思われるのですが、あの、釣り糸みたいな骨がありますよね? あれが沢山入ったうなぎを食べたのが原因だと思うんです。

そして、皮もクニャクニャしていて……たぶん、安い底辺のうなぎでも食べたんだと思います(^_^;)

 

子どもの記憶って、恐ろしいですね。

以来、私はずーーーっとうなぎを口にすることなく成長しました。

その頃は、魚も好きな方ではなかったので、食べなくても……いえ、食べない方が幸せでした(^_^)

今やそれも真逆の嗜好。思いっきりひっくり返っています。

 

東京時代、勤めていた会社のカリスマワンマン社長が面白い人で、丑の日には必ず社員に鰻が配られました。

それもきちんと、家族の人数分。しかも蒲焼ではなく、白焼にタレが添えてありました。

実家暮らしだったので、母がとても喜んでいたことを覚えています。

でも私はキライだし、絶対に食べないので、なぜそんなに喜ぶのかピンと来ませんでした。

 

ある年、どういうきっかけだったのか忘れましたが、そのうなぎを食べてみることになりました。

白焼からタレをからめて焼き上げていくうなぎは、皮がパリッと芳ばしく、ふっくらした身には全くと言っていいほど骨が無くて、

「え~~っ! これが、本当にうなぎ?」と衝撃を受けたことを覚えています。

 

もう、次からはちゃんと私もうなぎ食べるよ!と張り切っていたのですが、なんと、私が感動した翌年から、なぜか白焼は真空パックの蒲焼に変わってしまいました(^_^;)

景気が……急落しちゃったんですね、今思えば。

レトルトうなぎとパリふわうなぎじゃ、雲泥の差です。苦しい経営の中、恒例のうなぎのお中元をどうにか続けようとしていた社長の心意気には感心しますが、やっぱりガッカリでした。

 

今の職場に入ったばかりの頃、上司の女性とうなぎの話になって

「白焼はそのまま塩で、日本酒と食べる」って聞いてまたもやカルチャーショックでした(^_^;)

「ええっ! 白焼って、そんな食べ方が通だったんだ」

いい意味素直、他人に影響されやすい青猫です。面白そう、美味しそうと思ったことは、すぐやってみました。

美味しかったけど、何だか脂っぽさばかりが口に残って、やっぱり私には衝撃の蒲焼が、ベストオブうなぎだったんだなぁと思います。

 

今夜もうなぎ、食べましたよ(^_^)

ひつまぶしも美味しいけれど、やっぱりたっぷりのタレで山椒を多めに振ってガッツリ!が我が家流。

 

今は亡き、粋なカリスマ社長のことを思い出しながら、今年も美味しくうなぎをいただきました。社長、感謝です(^_^)

もちろん、お酒はありません。

コアトレ後のペコペコなお腹に、幸せだなぁ~~って感じながら、ワシワシと(^_^)

 

幸せしっかり噛みしめて。また明日!(^_^)

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