青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒730日 アル中時代

こんばんは(^_^)青猫です。

 

今週の火曜日、いよいよ私も断酒して2年の記念日を迎えます。

2年前の今日、私は運命の日を迎えるなんて知るはずもなく、いつものように翌日の飲み会を楽しみにしていたのですね。

まるで、かなり遠い昔のことみたいです。

あ、この日のことは、明日また書きますね(^_^)

 

今日は日曜日だったので、バタバタした朝もなく、急ぐ用事もなくボーっとしていました。

友人とも話していたのですが、ウィークデーは土日の休みを楽しみに待っているのに、いざお休みになると、結局たいしたこともしないうちに時間が過ぎてしまう…そんな気がしませんか?

 

忙しくバタバタしているときは、お休みのをゴールに設定して、それなりに充実した毎日を送っています。

朝もちゃんと早起きして、仕事をどうにかこなし、放課後の部活動みたいにジムでの運動を楽しむのが、私の毎日。

逆にお休みは気が緩むせいか、朝はいつもの時間には起きられないし、午前中に食材の買い出しに出掛けますが、戻ってのんびりしちゃうと、もう気がついたときは夕方です。

 

前もって「この日は映画」と予約入れておくとか、ランチの約束しておいた場合は別ですが、そうそう毎週出歩くことも出来ず。

……家のこともやらないと~(^_^;)

夫は私が毎日、ジムに行くこと自体が遊びだって思っているので、週末に出歩くことに対して目が冷たいです。

まあ、ホントに楽しんじゃってますから、そう見えて結構…という言い方もなんですが、ちょっと私の中に引け目があるのも事実です。

 

だから、キチンと週末に家事してるのか?というと、まあ私のことですから、そこまで素直にヨイコはしてませんけれど(笑)

 

逆に、飲んでた頃の方が家事も子育てもバリバリやっていたなーって思うのです。

アルコールをガソリンに、もの凄い勢いで走る自動車。私の場合、そんなに馬力の無い小型の軽自動車ってところでしょうか?

とにかく、吹かす吹かす!

アクセルギューッと踏んで急発進、おっといけないと急ブレーキ。

きっと黄色い信号は「急いで進め」、しょっちゅう点滅する赤信号も、それっ!とばかりに勢いで突っ込んでセーフ!……そんな状態ではなかったでしょうか。

 

当然ながら、燃費が悪いことこの上なし。がんがん、ガソリン追加です。メンテナンスなんて知らんぷりで、どこまでもいつまでも、ずーっと疾走出来ると思い込んで疑いもしなかった。

そんな酒飲み。

 

突然のエンジントラブルで車から降りることになりましたが、大きな事故を起こす前で本当に良かったなと、今だから思えます。

 

私が頑張り過ぎたのは、まず家庭でした。

結婚前は、親子関係に悩んで家に帰りたくない、そのくせ自立しようともしないという矛盾に満ちていました。

父がとても厳しくて、いくつになっても親の支配下にあったような、そんな生活。

この頃の職場は、もう飲兵衛の巣窟みたいなところだったので、毎日残業しては、残業食代わりにみんなで飲み歩いていました。

飲んでいると自由で、楽しくて、自分という存在が認められているように思えていたのです。

 

でも、一生懸命に仕事していたかと言えば答えはノー。

毎日飲み歩いているような会社はルーズで、初めての社会人のスタートとしてはとんでもない環境でした。

 

変な話ですが、結婚して、見知らぬ土地に引っ越してからの今の職場では大きなカルチャーショックを受けたんですよ。

 

みんな、定時に出勤して、ずーっとパソコンに向かって1日中働いているんです。私語もなく、ひたすらカチャカチャと。

私の以前の職場では、残業もつかない代わりに遅刻もない、当然タイムカードもありませんでした。

 

そして、電話の応対から事務仕事まで、とてもキッチリしています。

書類にパンチで穴を開けるとき、サッと真ん中に折り目で印をつけてからするなんて、全然知りませんでした。

そして適当にしていたら、当然ファイルすると書類が揃わず、お局さまに「アンタ、雑なのよ!」と叱られて、妙に感動したのを思い出します。

 

車出勤がほとんどなので、当然、飲んで帰るなんてこともありません。みんな真っ直ぐ帰宅するし、吹雪だろうが嵐だろうが、平然といつもの時間に出退勤する……。

これは地域的なこともありますが、とにかく、私の中で大きく仕事への考え方が変わりました。

そして、とても新鮮で面白かったのです。

やっただけの評価が返ってくる(ような気がした)職場。主婦としての先輩が多いことも、色々と勉強になりました。

 

私はこの仕事が大好きで、家にいるより時間が長かったほどです。

これは、震災前、断酒前のことで、今とは全然違いますけどね。

あの頃、「私人生で一番充実してる!」ってとても嬉しくて、有頂天になっていましたね。

 

当然、家庭に違和感が生じて、夫とはぶつかりあい。

「だから家のことも出来ない」って思われたくなくて、必死に家事をしていたような気がします。

残業もめいっぱいして…今のジム通いみたいな感じで(^_^;)

で、やりきった感で帰宅して、ひとり飲むビールの充実感。解放感。

ジーンと熱くなったアタマをビールの刺激で麻痺させて、ふわっと気持ちよく酔って、ガシガシキッチンを片付けてバッタリと眠る。そんな日々。

 

ここから私のアル中人生第2幕、はじまりはじまり~~!といった感じでした。

 

ああ、絵に描いたような依存症でした。

こうやって、じっくり思い返してみること、必要ですね。

つづきます。

また明日!(^_^)

 

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