断酒728日 もうすぐ2年のドライドランク
こんばんは(^_^)青猫です。
今日もバタバタとした一日でしたが、帰りにジムで走って来ました。
朝からずーっと、今にも泣きだしそうな空。
このブログを書いている今、やっと、こらえきれなくなったように、音を立てて雨が降り出しました。
思いっきり走れて、やっぱりジムが好きだなって思いながら、気持ちも軽く帰って来ました。
先週から仕事が立て込んで来て、こんな私でもプレッシャーを感じているようなのです。
同じように断酒する友人も、抱えきれない難題を背負って、今、歯を食いしばりながら必死で頑張っています。
「飲まないけど」「飲んでないから」
この言葉が、友人を支えてくれています。
辛いとき、なぜ私たちは真っ先に、飲むことを思い描くのでしょう。
しっかり刻まれたお酒の傷跡は、きっと、ずっと消えることなく、古傷のようにしくしくと、ことあるごとに痛むでしょう。
普段は平気なのに、いよいよとなると、一番弱い部分が病んできます。それは私たちが心に負った、深い深い傷なのかも知れません。
「飲まない」というその意思だけが、私たちを支えてくれるつっかえ棒。痛みだした傷口を抑える絆創膏。外してしまえば、きっとまた、ドクドクと言いようのない思いがにじみ出て、流れ出して、あふれて、そして……溺れてしまう。
その恐怖と、やるせなさと、情けなさにはもう、絶対に戻りたくありません。
そんなことを思っていたせいなのか、昨夜は久しぶりに来ました。
ドライドランクだったのだと、思います。
言いようのない孤独感。
自分以外の誰もが楽しくて幸せそう。
誰も、気がついてなんかくれない。
「落ち込んでない?」と気づいてくれた友に、我慢していた言葉があふれ出しました。
今までの私からは、きっと想像出来ないであろう、黒いものが。
自分はこんなにも情けなく、弱く、意気地のないニンゲンなのだと、堰を切ったように流れ出す濁流。
友は「うん、うん」と聞いてくれていました。
何を諭すでもなく、意見するでもなく、ただ、ただ聞いてくれていました。
そしてポツリと「心の闇」と。
ふと、気がついたのです。
まるで私、クダ巻いてるヨッパライみたいじゃない?
延々と、我と我が身を憂いて、とめどなく押し寄せる感情を自己満足に嘆いてわめく、どうしようもないヨッパライ。
あ、来てた。ドライドランク。。。
5月30日は、私の断酒バースデーです。
もうすぐ2歳を迎えようとしている、今。
私の中のアルコホーリクの傷跡が、ズキズキと痛み出していたのでしょうか。
「名前を呼んではいけないあの人」が、そこに来ていたんですね。
気がつくことが出来たのは、本当に酔っていなかったから。
そして静かに見守ってくれた友がいたから。
今夜はとても、穏やかな気持ちです。
雨が、誰もが抱えている辛さ、悲しさを洗い流してくれますように。
…………ありがとう。
また明日!(^_^)