青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

やる気スイッチの見つけ方

こんばんは。断酒644日目の青猫です。

昨日遊び過ぎて疲れてます(笑) 今夜は早く寝なくては。

ジムでやった大胸筋を鍛える腕立て伏せが、もう朝からビンビン効いてます。筋肉痛です。

いかにここ、鍛えてなかったかってことですよね。

でも、何だか筋肉痛が嬉しい。

筋トレってマゾヒスティックなんでしょうか。そうかも知れない(^_^;)

 

好きなことなら出来るのに

毎朝5分間の筋トレは、毎日出来るようになりました。もう習慣で、まずやってから朝の支度。既に生活の一部です。

仕事帰りにジムに行くために、朝のうちに夕食を作っておくのも、ラクラクではないけれど出来てます。

メニューはマンネリ気味ですが、やっぱり家に帰って夕食がすぐ食べられることは大きくて、作っておいて良かったなって、遅く帰るたび思います。

お弁当も作ってるし、食べるものさえあれば文句を言わない家族に感謝。一番支えられているのかも知れません(^_^)

 

好きなこと、やりたいことをするためなら頑張れるのに、極端なほど出来てないこと、少なくありません。

飲んでた頃はやれたのに、今は嫌々、最低限。

この前みたいにギリギリになって、自己嫌悪とともにどうにか……という感じです。

 

目の前に「やらなきゃいけないこと」はどんどん積み重なっているのに、呆然と無気力に、ただ見てるだけなのは何故なんでしょう。

思考停止。回路がショート。充電ゼロ。

動かなくなったロボットは、ただそこに突っ立っているだけなんです。

 

飲んでるからって、言わないで

飲酒時代は、それこそバリバリと家事も仕事も出来ていたのに。

嫌なことほど「飲んで景気つけて!」みたいに、勢いでやれていた。やって来た。

「飲んだくれてるから」って言われたくなかったんです。

飲んでることを誰にも否定されたくなかったんです。

飲んで頑張れる、出来てる自分が全てでした。

 

でもいつの間にか、燃費の悪くなった車のように、ガソリンであるお酒の量が増えてきて。

身体が悲鳴を上げ始めても、それすら麻痺した感覚は、次々と燃料補給で毎日を回してきました。

「自分には出来る、このくらい出来て当然」

やがてキリキリ巻き過ぎたネジは切れ、使いものにならなくなってから、やっと気がついたんです。

「何やってるんだろう」って。

 

飲まなくなって、出来なくなると「飲んでないからじゃない?」「飲みが足りないんじゃない?」反響する無責任な、声、声、声。

踊らされちゃ、ダメ。

今まで散々、踊ってきたんですよ。笑われてることに気がつかずに。

 

出来ない自分を認めてあげたい

もう「自分は出来ないんだ」って認めちゃえば、少しは気がラクになるんじゃないでしょうか。

今は、お酒をやめること。それに全力投球だから、他のことまでなんて出来ません。

私も、断酒し始めた頃は夢中になってアルコール依存症関係の本を読んだり、ネットで調べたりブログの体験談を読んだりしていました。

どうしたらお酒飲まないでいられるんだろう? みんなどうしてるんだろう? 晩酌の代わりになる飲み物って何だろう?

 

アルコール関連の体験談は、最初は辛くて読めませんでした。

自分の姿と被るから。やり切れなくなってしまうから。

今までしてきた嫌な自分を確認するのが辛かったから。

それが今の私の「楽しむ断酒」につながっています。

傷口が癒えてくるその日まで、とにかくそっと優しくなでてきました。

おかげでやっと、過去の自分を振り返ることが出来るようになってきました。

 

生真面目で、自分自身がまず正直でありたいと思う。

それが出来ない現状に、悩み迷う……依存症になる人は、みんなこんな純粋な心の持ち主なんだと思います。

そんな自分を誰かに認めて欲しいんです。

大丈夫、わかるよ、それでいいんだよって、言って欲しいんです。

でもそう都合よく、そんな人が周りにいるワケもなくて。

だってそうです、周りの人は普通の人で、自分だけが外れちゃった、飛び出しちゃった存在なんですから。

だからなんでしょうね。

ネットで繋がる同じ思いを抱く仲間に信頼を寄せ、思いやり、常に分かち合い分かりあいたいと願っている。

「承認欲求」って文字にすると、何だか悪いことみたい。

でも、誰だって誰かに求めてます。

「認めて欲しい」「分かって欲しい」ささやかなその思い。

 

でもこのままじゃ、終わらない

ですよね!(^_^)

今は出来ていなくても。

こんな自分で終わるはずない! 終わらせない!

いっそ、開き直って「だってやりたくないんだもん!」って放り出してみましょうか。

大変なことになるかも知れない。想像も出来ない事態が起きるかも知れない。でも出来ないんですから。やりたくないんですから。

お酒をやめる時に思いました。

「もう無理はしない。自分に嘘はつかない」って。

 

そしてね。放り出したら、分かること、見えることってあると思うんです。

窮地に立って、研ぎ澄まされて、ギリギリの状態で、何をすればいいか?どうすればいいのか?って、見えてくるんです。

セーフだといいですね。

アウトかも知れない。

そこから分かる、新しいこと。

きっと出来る。

今はまだ無理だとしても、きっと出来る。

不格好かも知れないけれど、きっと出来る時が来る。

 

飲酒欲求から解放されつつある今、見ないふりしてきた問題に向き合おうと思います。

アルコール依存症は、断酒出来ていればもう完治ってわけじゃ、ありませんよね。

飲まないことは出発点。

これから生きてく自分の人生。幸せになるって目的は、まだ完了していないから。

飲まなくても出来るって、絶対証明してみせる。

誰にでもない、自分自身に。

 

見えて来ましたか? やる気スイッチ。

それは自分だけが押すことの出来る、最強のスイッチです。

時期を見て、最高のタイミングでスイッチ・オン!

決断は自分自身。スイッチは、いつだって私たちの手の中に!(^_^)

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