猫の日~数字の気持ち~
こんばんは。断酒635日目の青猫です。
今日は猫の日でした(^_^)
私がツイッターを始めたばかりの頃、4ケタの数字だけをツイートしている人がいて、とても不思議でした。
例えば「2121」…何なのだろう?宇宙との交信?
思い切って聞いてみました。すると「21時21分だなぁと思って」という、意外な答え。
すごいなあ!
数字って、規則正しくて無機質なものでしかないと思っていたけど、見方によって、突然意志を持ち始めるんですね。
そういえば、ごろ合わせとかも、そうですよね。
歴史の年号を覚えるのに、とってもお世話になりました(笑)
今は、自分のスマホの電話番号を教える時に助かっています(^_^)
断酒して今日で何日?っていうのも数字です。
この数字がだんだん増えていくのが嬉しくて、そして時にはくじけそうな心のつっかえ棒になって、重たい気持ちをグーーッと支えてくれたりします。
実は、断酒を始めたばかりの頃は胸の痛み再発の恐怖もあって、飲まないことは全然苦ではなかったのですが、同時に考え方もお気楽でした。
「普段は飲まないでいて、飲み会の時は飲んでもいいよね」
その頃は無知で、機会飲酒というのがどれほど難しいことかなんて、思いもよらなかったんです。
だから職場の女子会で「キリン館の創作ビールが美味しいし面白いから、今度絶対行こうね」なんて会話にも、うきうきと笑顔でうなずいていました。
今思うと恐ろしいです。
あの時、女子会が話だけじゃなくて本当に開催されてたら、間違いなく飲んじゃってましたね。
そしてきっと、こうやってブログなんか書いていなかったんじゃないかな(^_^;)
青猫メモ
- 断酒って、もう1滴もアルコールを飲まないということ。
- どんなに断酒日数が長くても、ひとたびアルコールを口にすればアル中に逆戻り。
- 飲んでいない間も、アルコール依存症は静かに進行している。だから再飲酒のリバウンドはとても大きくて、飲んでいた頃よりもっと大量のアルコールを必要とするようになる。
- アルコール依存症の回復は、とにかく飲まないこと。ただそれだけだが、それだけのことが一番難しい。
- 一日断酒。明日は飲んでしまうかも知れない。でも今日だけは、飲まない。今日飲まないで、明日また考える。
- 依存症は否認の病。自分はアル中じゃないと思い込ませて引きずり込む手口。
- 再飲酒後の連続飲酒が一番怖い。
- 毎晩飲む。昼夜を問わず酒が止まらなくなる。
- 飲みたくないのに飲む。酒が勝つか、体力が勝つか。
- 底付き。本人の自覚がなくては断酒は出来ない。でも絶対にその時は来る。
- ドライドランク。干からびた酔っ払い。シラフなのに酔っている時と同じような精神状態。万能感。周囲への不満が増える。本当に正しいのは自分だと思う。感謝の心を忘れる。
- アルコールの前では無力。無力な自分を認める。
ざっとですが、ちょっとおさらい(^_^)
これ、全部断酒してから数々の先輩断酒ブログから学びました。
「エライことになっちゃった」と言うのが本音(^_^;)
もう一生飲めないんだって?飲んだらダメなんだって?
どうしようって、思いました。
でも、思い違いでした。
アルコールと無縁の生活は、本当はとても身軽で心地よいものだって気がついたから。
最初の方はね、10日も飲まないでいたんだから、ここで飲んだらもったいないなって、そんなこと考えてましたよ(笑)
それからは、増えていく数字が私を励ましてくれるようになったんです。数字に心が通った。そう思います。
にゃんにゃんにゃんの「猫の日」に寄せて(=^・^=)