名前を言ってはいけないあの人
こんばんは。断酒619日目の青猫です。
次男がインフルエンザに罹りました。A型だそうです。
長男が年末に罹ってから、1ヶ月半くらい経っていますが、未だ衰えないインフルエンザ警報。
職場でも、別部署ですが1週間前に3人が立て続けに休んでいました。
忙しかった年末年始を終えて、ホッと一息のこの時期。
気持ちも免疫力も緩むのでしょうか。
私もここのところ、少し不安定さを感じでいます。
気持ちの浮き沈みが激しく、ちょっとしたことが気になって仕方なかったり、深読みし過ぎて落ち込んだり。
そうかと思うと、突然昨日のように、ひらめいて地の底から天空まで駆け上がるがごとく復活したり~~って、これは余りにも飛躍しすぎた表現ですね(^_^;)
ふと。
あれ、これが、もしかして、あの
「ドライドランク」
なのかなーと、思い立ちました。
1月23日の日記にも掲載しましたが、再掲。
以下、青猫メモです。
●ドライドランクになると
- 酒に対する無力という基礎が薄れてくる。
- 断酒に関する自信が増大する(自信過剰)
- 仲間の体験談が 白々しく感じられて来る
- 自我が肥大
- 万能感
- コントロール欲求の強まり
- 他罰的な心のあり方
- 自己憐憫と恐れ
- 飲んでいた時の郷愁が蘇ったり高まったりする(ノンアルコールのビールなどを飲み始める )
- 無意識の「飲酒欲求」をマスキングしている抑うつ状態など
●「ドライドランク」とは、軽々しく言えることではない。
●スリップに先立つ 「心の再発」
●安易に「ドライドランク」という言葉は使わない方が良い。
うわっ、思い当たるところが沢山あります(^_^;)
それに、軽々しく「ドライドランクかも」って言わない方がいいんですね。
これ、自分で暗示にかかってしまうという意味なのでしょうか。
「何だか元気が出ないんだよね」とか「スランプなんだよね」って口にすると、本当にズシッと、発した言葉がのしかかってきちゃうこと、ありませんか。
ひとつの方法として、「まあこんな時もあるさ」と思考を停止させる、納得させることもあるのですが、敵はあのアルコール依存症。
そうそう簡単にはいかないということなのでしょうね。
まさに「名前を言ってはいけないあの人」。
ハリー・ポッターの宿敵、闇の魔法使いヴォルデモートのようです。
飲酒欲求は、姿を変え、手技を尽くして私たちの背後にいつも潜んでいることを忘れないようにしないといけませんね。
ハリー・ポッターのように、堂々とヤツの名前を読んで敢然と立ち向かうことが出来るようになる、その日まで。
牙は静かに磨かなくてはなりません。
断酒という、最大の武器を信じて。