切なさのすき間には
こんばんは。断酒547日目の青猫です。
今日は土曜日。ゆっくり起きて、のんびりと午後からジムへ。
インストラクターさんともエアロビクスの話が出来て、満足の一日だったのですが、あれ、なんか……キタきた来た~!(>_<)
飲酒欲求とまではいきませんが、危ない思考がチラッ、チラッと、こちらをのぞいておりました。
友だちから来たメール。
数日前出した喪中はがき。それが届き始めたようです。
嬉しいです。私のことを気にかけて、心配してくれるメールの数々。
本当は、少し前から感じてたんです。
メールのせいだけなんかじゃなくて。
今年ももうあと1ヶ月程になって来て、思い出すのは、実家での年越しの日々のこと。
紅白歌合戦の出場歌手が決まって、いよいよ年の瀬がやって来る。
大晦日はいつも、息子と父と過ごす夜。
私たちは「ガキの使い」を見て、父は別のテレビで紅白。
同じフロアにいながらも、それぞれがのんびり迎える新しい年。
「今年は幸子の衣装は見られないのか、何だアッコも出ないのか」きっと残念がったんだろうな、なんて思ったり。
大好きだったサブちゃんも、早やばや卒業宣言しちゃったし、もう知らない歌手ばっかりになっちゃったよ、お父さん。
仕事の都合で元旦に帰省した時は、お雑煮作って待っててくれて驚いた。
思い出せば、キリがない。
こんな切ない思い出も、飲んでた頃なら、お酒と一緒。
エンドレスの悲しみを肴に、いつまでもいつまでも。
でも、もうその選択肢は私には無くて。
ただゆっくりと切なさを、噛み砕いては飲み込んで。
たまにはこんな、感傷にひたる夜もいいかな。
なんて強がる。でも、それも認めよう。
ほら、こんな夜だって飲まないでいられるよ、お父さん。
私はもう、違う道を歩いて行くんだよ。
でも思い出だけは、しっかり持って。
泣きべそから、きっと笑顔に変わるから。
切なさのすき間には、もう酒の入る、余地は無い。