今日も一日。断酒とともに歩く道
こんばんは。断酒513日目の青猫です。
今朝も冷え込みました。今週1週間は、すっかり冬の気温の予報です。
ああ、また冬が来るんだなぁと、ため息。
北の地に暮らしていると、冬には敏感になりますね。
寒いのが好きでここにいるのではなくて、生きている場所が寒い地だった。ただ、それだけです。ここに暮らす人、殆どがそう思っています。
私は別の地から移り住んで来たので、特にその想いが強いのでしょうけれど、生まれ育った人はちょっと違うようです。
自分の置かれた今の場所を受け入れて、淡々と日々を暮らす。
どんなに吹雪こうが、凍結しようが、毎日は淡々と流れていきます。
慌てず騒がず、こういうものだと、ずっと昔から……生まれた時からそうやって、生きて来た強さなのでしょう。
北に暮らす人たちは、我慢強い。よくそう言われています。
我慢というより、心得ている。私はそう思います。
やがて雪は止み、氷が融けることを知っているのです。
いつまでも厳しい冬のままでは、決してない。春を信じているのです。
私たちの毎日も、きっとそう。
ひたすら冷たい、暗い季節が続くわけでは決してない。
心得ています。知っています。信じています。
押しつぶされないように雪囲いをして、家を覆うように。
暖炉に薪をくべて、温まるように。
雪かきをして道を作り、歩いていくように。
どんな極寒の中でも、閉じこもらないで。
冬の始まりは春へのスタート。
一日、一日を過ごしていけば、必ずその日は来るのです。
だから負けないで。立ち止まらないで。少しずつでも、たった一歩でも。
待つのではなく、迎えに行く。その一歩が一番の近道だから。
やがてまた季節はめぐり、春から夏、秋そして厳しい冬が来たとしても。
ひとつ冬を超えた私たちは、もっと強くなっているのです。
断酒とともに歩く道。
今日も一日。明日も一日。しっかりと、大切に。
そして一緒に(^^)/