さよなら夏の日
こんばんは。断酒460日目の青猫です。
何だか今日は朝から気持ちが重たかったです。
台風一過の青空がひろがる日でしたが、遠く離れた彼の地では台風が起こした甚大な被害の数々。
こちらはほとんど雨も降らず、風もいっとき強くなっただけでしたから、思いもよらないニュースににただただ愕然としています。
多くの尊い命が失われました。
その日の朝までは、きっと笑顔で暮らしていたのだろうと思うと、切なさで胸がいっぱいになります。
天災。大自然の驚異に抗う術はない。
儚い命を思い知る。
「生きてこそ」
私たちがここに辿りつく前に、どんなに沢山の涙を流したことだろう。
抱えている過去は、もう思い出したくもない、二度と戻りたくない壮絶な記憶。
今はまだその傷も生々しく、うっすらと血が滲み、触れることさえ嫌な過去。
それでいい。
今は、無我夢中で前を見て、毎日を必死になって生きていく。
それでいい。
生かされている、自分の命を感じている。
生きてこそ。生きていれば。生きよう。
だから生きて、前へ進もう。
命がある。
私たちは、こんなにもちっぽけな存在だけど。
断酒という道標がいざなう、自分らしい人生を生きている、その途中。
そして
今は信じられないかも知れないけれど
あんなに真っ暗で嫌いだった闇の夜が、
今の自分を支えてるってことに
気がつく。
傷はいつか癒えてゆく。
今はただ、前を見て。
笑顔を頼りに、一緒に進もう。
景色の良い、気持ちのいい場所まで来たら、
そおっと下を
今来た道を見てごらん。
そこにはきっと、小さな花が風にそよいで咲いているから。
切なく愛しい、笑顔の花が。
もう夏もおしまいですね。
あなたといた、この夏に沢山のありがとうを(^^)
山下達郎 さよなら夏の日 アコースティックライブ エアチェック