青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

やっと卒業。

こんばんは。断酒299日目の青猫です。

今日は息子の大学の卒業式でした。

ツイッターでも皆さんから沢山お祝いの言葉をいただきました。

本当にありがとうございます(^^)

 

実はずーっと出席するかどうか迷っていました。

急に仕事が忙しくなり始めたということもあるのですが、大学の卒業式は、

1時間あるかないかのセレモニー的なものです。

昨年行った人の話によると、とても混んでいて入り切れず、別室でモニターを見ていたとか……。確かに、入学式の時は私も別室で参加した思い出があります(^^;

さらに一人ずつの卒業証書授与は、その後大学の学部に戻ってからなのですが、そこまでは立ち入れないらしく……。

今朝起きた時は「やっぱり行かないかな」と思っていたのですが、やっぱりどうしても気になって、結局行っちゃいました(^^;

 

今回は、ちゃんと入れましたよー(^^)

受付の列と、卒業式の看板の前での写真撮影待ちの列を間違えて並んだりしてしまいましたが(笑)無事、直にこの目で卒業式を見て、参加してきました。

卒業生代表の答辞がとても良くて、思わずウルッとしたりして。

あー、やっぱり来て良かったなぁと、一人感慨にひたっておりました。

 

aonekoon.hateblo.jp

 

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 この、私を絶望のどん底へと突き落としてくれた、息子の卒業です。

実はこの時、卒業も就職も危ういと、告白されたのでした。

教授から山ほどの修正箇所を指摘されて戻された卒論、これが通らないと卒業出来ないという現実。これでは就活どころではない、と言われて愕然としました。

大学院を志望していたのですが、3人しか合格出来ないという狭き門。これも就活のスタートを遅らせる原因でした。

 

そのうち、自分が何をしたいのか、どうしたら良いのか分からなくなってしまった…と言って、息子はノイローゼのような精神状態になりました。

この4年間で、自分が得たものは何もない、と。何の資格も取り柄もない自分が、たまらなく情けないと涙ぐんでいました。

ことあるごとに、就職どうするの?と聞いていた私も、彼を追い詰めていたのだと思います。

教授に「今後の進路について親とよく話し合うように」と言われたなんて聞くと、もう私も真っ青です。

卒論提出を3月初旬まで待ってくれるという言葉にすがって、息子は昼夜を問わずPCに向かっていたようです。

のぞいて見ると、沢山の図やグラフがいっぱい…これが文系の卒論なのかと驚いたことも、今は懐かしく感じます。

実はその教授も卒論を落として、半年遅れて卒業出来たのだ、とか、職場の女性の旦那様も、卒論のために卒業出来ずに内定がパーになったんだとか、そんな話ばかりが耳に入ってくるような状況でした。

 

ようやく3月初めに提出し、10日に発表された卒業認定者名簿に名前があったとLINEで画像が送られてきたときは、もう私の方が泣きそうでしたよ~。

 

不思議なもので、3月になってから事態が少しずつ変化し始め、今まで考えてもみなかった将来の選択肢があることに気がつきました。

笑顔が戻り、希望を語り始める息子の姿に、きっとこうなるように、今までがあったのかも知れないと思えています。ホント、親バカですよね。

彼は今度は専門学校で、2年間学ぶ道を選びました。実はギリギリ最後の方の試験だったので、まだ合否は出ていません。

本当の意味での喜びはまだなのですが、今日はやっぱり卒業式。

色々あったけれど、彼も私たち家族も、一緒に今日の日を迎えたような、そんな気持ちです。

 

息子は今日、飲まずに帰って来ました。

今まで、学部の飲み会は欠かさず参加し「日本酒が美味い」とかなり強かった彼なのですが、飲まなかったそうです。

もしかして、これは母の断酒の影響でしょうか?

何となく顔がニヤける私ですが「我が家でのお祝いは、もう少し先!」と言ってあります。

もちろん、私は飲みませんよ(^^)

いよいよ、明日は大台ですから。

息子よ、嬉しい前祝をありがとう(^^)/

 

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