果たして依存は悪いことなのか?
こんばんは。断酒298日目の青猫です。
今日は寒い一日でした。今、音をたてて雨が降っています。
昨日よりは花粉症は落ち着いていたかな?
でも、何だかとても忙しくて久しぶりにガッチリ残業でした。
ジムにも行けず、明日の仕事を思うと思わずため息…な夜です。
断酒を続けるために、皆さんはどんなことをしていますか?
まず、飲まない。一番肝心な部分ですね。
アルコールに近寄らない。飲み会に出席しない。これも、重要ですよね。
では、ないない尽くしの他には何をしていますか?
今度は「あるあるある!」でお答えください(^^)
アルコールがいかに危険で恐ろしいものかについて、勉強して知識を得ている。
断酒ブログを読んだり書いたりして、具体的な情報を共有している。
ツイッターで断酒仲間と交流したり、自分の日常についてつぶやく。
何か趣味を持っている…ウォーキング、ジョギング、ヨガ、水泳など体を動かして気分転換している。
写真を撮る、絵を描く、詩を作る、歌うなど、何かをつくりだす。
甘いもの、大好きなものを心のままに食べている。
料理に凝ってみる。お菓子をつくる。
食べ歩き。温泉旅行。サイクリング。スポーツ観戦。映画。読書。
ゲーム、インターネット、メール、おしゃべり。
私個人、そして断酒仲間の皆さんのことを思い浮かべながら、ざっと書き出してみました。
「あるある」は本当に沢山あります。
「ない」否定より「ある」肯定を増やすことって、何だか前向きに思えます。
「しない」ことは勇気のいること。決断のいることです。
逆に「ある」ことは、やりやすいこと、好きなこと、したいこと…ではありませんか?
仮に、飲酒欲求が突然襲ってきたとします。
その時、これを回避するために、あなたは何をしますか?
それは今あげた「あるある」リストの中の何か、ですよね。
かなり強い飲酒欲求の場合、なかなか一筋縄ではいかないかも知れません。
どんなにいつも「楽しい」と思っていることをしても、不安ばかりが襲って来る時、私たちは必死に「ある」ことにしがみつきます。
時には加速しすぎて、自分でも制御できなくなることもあるでしょう。
すると「好きなこと」であったはずの「あるある」そのものが、「怖いもの」のように思えてしまう。
自分は今度はこれに依存しているのではないか。
依存は悪いこと、依存するのは弱いからなのではないか。
そう思い始めると、自分がしている「好きなこと」がだんだん「悪いこと」のように思えてきてしまう……そんな経験、ありませんか?
自分はネット依存かも知れない。カフェイン依存かもしれない。過食かも知れない。筋トレ依存かも知れない…(私?(^^; )
でも、忘れないでください。今私たちが立ち向かっているのは、大きな、とても大きなアルコールという依存症です。
一番の目的は、アルコール依存症から回復すること。
そのために、必要以上に自分で自分を責めるのは、どうなんでしょうね?
断酒を志す人たちは、真面目で一途な人が多いと言われます。
大好きなことが、ある日ふと「これは依存なんじゃないか」と思って不安になることもあります。
もっと気楽に、断酒していきたいな。
小さな部分を見ている自分の、なんてちっぽけなことだろう。
見上げれば、そこにはアルコールという大きな山がある。
この山を越えることが私たちの想い。
その目標の大きさに比べたら、今の悩みはなんて小さなものなんだろう。
そして一日、また一日と、着実に山は越えられようとしている。
ちっぽけな、自分によって。
もっと自分を信じよう。
もっと自分の心の中の、ずっとずーっと奥の方にある力を信じよう。
断酒を決意した、自分の強さを信じよう。
顔を上げて! 元気出して! ねっ? (^^)/