ノスタルジックな断酒夜話(2)哀しきキッチンドリンカー
こんばんは。断酒279日目の青猫です。
今日はひなまつり、桃の節句…それなのに、こちらは朝から大雪でした。
仕事が一段落していたので、お休みを取っていました。
年度末、色々しなければならない用事もあって。
それを済ませたら、日中のエアロビクスに行こうかな♪なんて昨日まではあれこれ計画してたのですが、雪と共にそれは雪崩れていきました(^^;
それでもどうにか、予定の半分はクリア。
こんなお天気だから、半分出来れば上出来です。
今日は珍しく息子たちが車の雪下ろしをしてくれて、出掛けないワケにはいかなくなったということもありますが(笑)
でも嬉しかったですよ。やっぱり男の子はパワーが違いますから、雪だるまだった車もあっと言う間に元の姿になりました。
こんなあったかい気持ちになれたのも、雪のおかげです。
夜は感謝の気持ちも込めて、久しぶりにハンバーグを作りました。
毎朝出勤前に夕食を作っていくので、煮物メインになることが多いのです。
サッと焼いたり炒めたり~という料理はあまり登場しなくなりました。
久々のハンバーグ、家族の反応も好評で「やってやった」感。
おかげで充実した一日になりました。
「おいしかった!」「ごちそうさま!」
こんな声が聞こえれば、女性のキッチンドリンカーは減るのではないでしょうか。
家事に子育て、ご近所づきあいに親戚づきあい、職場の人間関係。
女性には、何てたくさんのストレスが待ち受けていることでしょう。
家事も子育ても、手伝ってくれる旦那様は増えていますが、でもやっぱり「手伝い」なんですよね。
それが本業でない気楽さ、責任の軽さがあるように思うのは、わがままというものでしょうか。
やって当然のことばかり。毎日毎日、頑張ってもそれが普通。
感謝の言葉もないくせに、不十分だと厳しく指摘される。
手伝ってくれても、ため息をつきながら。「情けねぇな」って聞こえよがしにつぶやきながら。
家事のどこが情けないのでしょう。私は情けないことを、毎日毎日しているの?
一日のストレスを抱えながら、どうしておいしい夕食を作れるというのでしょうか。
やりきれない思いを誤魔化すために、すぐそこにあるアルコールに助けを求めてしまう…それは自分が弱いからなのでしょうか。
かく言う私はキッチンドリンカーではありませんでした。
さっさと座ってじっくり飲む。つまみのいらない「空酒」の人でした。
飲み始めると動きません。立つのは自分のおかわりを作る時だけ。
これでも無言の抗議のつもり…だったのかな?
いや実はそれほど大それた考えもなく、ただ図々しいだけだったりして(^^;
他人にどう思われているのかは気になりますが、相手が夫だと気にならないのは、なぜなんでしょうね?(笑)
どんなに偉い人だって、お母さんの作るごはんで大きくなったはず。
私たちの作るごはんが、家族の命をつないでいます。
家族の毎日を支えています。
「うちのごはんが一番!」言葉にしなくても、実は心の奥の方に、もうしっかり植えつけられているんです。私たちのごはんによってね。
そうです、自信もってキッチンに立ちましょう。
アルコールは、もういらない。
私たちは、とっても崇高なお仕事を、毎日笑顔で軽々とこなすのです。
男性のみなさん、今日はちょっぴり大目に見てくださいね。
大きな愛に包まれて、私たち、もっと美味しいごはんをつくりますからね(^^)/