忘れていたラスボス…決戦前日真昼の攻防
こんばんは。断酒272日目の青猫です。
明日はいよいよ断酒後初の飲み会です。
大丈夫、何とかなる!
断酒仲間のみなさんからのアドバイスや経験談をしっかり読んで、自分でも「よし!」と少し自信のようなものを持てるようになってきました。
でも、忘れていたのです。
職場の酒豪ナンバー3の存在を……。
以前にも、我が社の酒豪二人のことはブログに書きました。
なぜか二人とも女性です(笑)
そして今日ご紹介するのも、やっぱり女性……。
北の女は飲みますからね~(^^;
第三の酒豪ラスボスとは、家の方向が同じなので、飲み会の度に一緒に出掛けたり、連れて帰ってもらったりする間柄でした。
酔っ払って、前後不覚な私をしっかり連れ帰ってくれる頼もしい存在でした。
彼女もかなり、飲みます。強いです。
初めて一緒に飲んだ時は、その飲みっぷりに感動したほどです。
さて、今日の我が部署は、明日の新年会の話題でにぎやかでした。
いつもなら、ラスボスの旦那様が車で送ってくれて、帰りは二人で終電や終バス、または誰かの家族の迎えに便乗というのが飲み会の交通手段です。
今は彼女の旦那様は単身赴任中。交通手段はバスになります。あまり乗りなれないので、経路や時間を調べなくては、と話していた時のこと。
青猫「帰りはこの逆のバスに乗ればいいんだよね?」
(いつも記憶が定かでないので帰りは人任せ。そのため全く自信なし)
ラスボス「あれ?二次会行かないの?」
青猫「私お酒やめたから。明日はしっかり食べて帰るよー」
ラスボス「ええーーっっ! 青猫さんが飲まないなんて、面白くないじゃない」
青猫「そんなことないない! いつもと変わらないでしょ」
ラスボス「変わる変わる~! 全然違うんだから」
……そうなのか?(^^;
ラスボス「よーし、隣に座って、絶対に飲ませちゃおう!」
青猫「………!」絶句。
冗談でも怖かったです! 背筋にさーっと冷たい汗が(^^;
いや、彼女ならやりかねない。飲み会のムードメーカー的存在で、普段から明るくハイテンションなんです。
うわー、困ったなぁ。「パワハラ」という言葉が浮かびました。
これはもう、バスの時間や経路調べるより、駐車場調べた方がいいのだろうかと焦ってネットで地図を確認したり(^^;
いざとなったら「私クルマだから!」作戦。
でも、帰りにみんなのアッシーになるのも気が進みませんよね。
私以外は全員酔っ払いなんですから。
でも今までは、自分もそういうことしてきたんですよね。
今頃しっぺ返しが来ているのでしょうか…自業自得ですねぇ。
話はひとまず終了し、みんなは仕事に戻りました。
数時間後、たまたまデスクに私と彼女だけになった時に、ラスボスがポツリと言いました。
「ねえ、本当に飲まないの? まさか体の具合が悪いわけじゃないんでしょ?」
こっ、これは絶好の反撃チャンス!
青猫「調子悪いんだよ。ほら、〇〇部長の送別会あったでしょ? 次の日、私死にそうな目にあったんだよね」
ここで、今までに経験したことのない心臓の痛みに襲われた時のことを真剣に話しました。そしてこの「アルコール性心筋症」には「断酒」しか治療法がないということも。
彼女は私より年上で、やはり健康が気になる年齢に差し掛かっています。
私の話を真顔で聞いて、うんうんと納得してくれました。
「私もね、最近は家では飲まなくなったのよ。二日酔いが酷くて、飲み会の時だけにしたの。それに途中から記憶が全然なかったりするのよねー」
ああ、ラスボスだって人間です。
話せばわかるし、共感もしてくれてます。
ヨカッタ~~、これで明日は安心だぁ。
と、ほっと胸を撫で下ろした次の瞬間、彼女が言いました。
「でもやっぱり飲ませちゃうかもよー? 酔っぱらうと、覚えてないからさ」
そしてニヤリ( ̄▽ ̄)と笑ったのです……
ラスボス、こわ~~い!!!(>_<)
明日につ・づ・く………(^^;