「青猫、酒やめたんだってよ」社内に噂が広がって…ます?
断酒198日目の青猫です。
前回、友人から忘年会に誘われて断酒宣言したことを書きました。
シーズンなんでしょうか、先週月曜日、出勤するといきなり
「お酒やめたんだって?」と聞かれました。
場所は事務所入り口入ってすぐのコーヒーコーナー。
会費制のコーヒーコーナーでは、お茶や紅茶も選べます。受付さんがコーヒーをセットしてくれているので、会費さえ払えばいつでもレギュラーコーヒーが飲めるのです。
私は自分のデスクに行く前に、マイカップにコーヒーをもらうのが毎朝の習慣です。いったん席に着くと、なかなか離れられなくなりますからね。
この日、先客でコーヒーコーナーにいた人が「お酒やめたんだって?」発言の主。
女性ですがかなりの酒豪。部署が違うので一緒に飲んだことはありませんが、お互い一目置いている?呑兵衛同士でした。今までは。
ちょっとした時に職場で「飲まなくなった」と口にしていたのが、とうとう彼女の耳にも入ったようです。
…っていうか、私ってどれだけ呑兵衛で通っていたんでしょうね?断酒が噂になっちゃうなんて(^^;
「そう、飲むのやめたんだよ」前回のブログどおり、胸を張ってエッヘン!調子に言ってみました。
そうしたら、相手が悪かったんですねー。
「そうまでして長生きしたいの?」と返って来た鋭い一撃。
効きました。吹っ飛びました。彼女の前では健康状態の理由なんて、お酒を断つに値しない戯言なんです。
ここで負けては断酒の恥さらし? ぐっと前のめりになって私も一言!
「うん。だって孫の顔見たいもん!」
うわぁ~~なんていうか…他に上手いこと言えなかったのかな?いや言ったのは自分なんですけどね、なんとも拍子抜けする返答じゃないですか。
とりあえず、朝の一戦は終了。ヨロヨロと席に着きつつ、考えました。
「相手を見なきゃアカン!」
肯定的にとらえてくれる人と、そうでない人っているんですね。
ここで私の取るべき作戦は
「そうなんだよ~すっごく残念。飲みたいんだけど、もう飲めないんだ~」
という、「無念泣き落とし戦略」だったのではないだろうかと。
断酒にもプライドはありますが、呑兵衛にも長年築いてきた岩のようなプライドがあるのです。「お酒一番!」「この世に酒の無い人生は考えられない」「飲めないくらいなら生きている価値はない」…これ、以前の私も真剣にそう思っていました。
今だから、なんてアホくさいんだと思えるのですが、彼女もそうだったんですね。
うん、ひとつ勉強したぞ!と一人うなずいているところへ、また別の呑兵衛がやって来ました。
彼女とはジム仲間で、ここ2カ月くらい健康診断のために毎日ジムで運動し、ビール1缶に控えて頑張っていました。
「健診終わってから、ジムも行ってないしビールも飲んじゃってるよー。お酒やめたんでしょ?うらやましいな~。私も出来るならやめたいなー」
彼女は自称ザル、どんなに飲んでも飲めちゃうタイプなんだそうです。
でもここ数年、美容と健康を自覚して控えめにしているんだと話していました。
健診が終わって「飲んでいたら結果は変わらないよね」というのが感想でした。
お酒に対する考えって、人それぞれなんですね。
当たり前なんだけど、実感しました。
お酒を生涯の友として生きる人。
まったくお酒とは無縁の人生を楽しむ人。
お酒の怖さを知って新しい人生を選ぶ人。
私は最後の人になりたいな。断酒200日を目前にして、自分をしっかりと持ち続けたいと思っています。