青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒150日になりました。

初夏の頃に始めた断酒から5カ月。季節は冬を迎えようとしているんですね。

こんな風に書くと、すっごく感傷的。

でも本人至って普通で「あ、今日で150日か」くらいな感じです。

それだけお酒の無い暮らしが馴染んできた、ということなのでしょうか。

今までも、「お酒やめたい!」って感じた二日酔いの朝は、数えきれないほど経験してきました。健保組合の「休肝日にチャレンジ」みたいな企画にも参加して、連続2日の「飲まない日」を実行するのに、砂漠に取り残されたかのような、強烈な乾きと切なさを覚えたこともありました。

あの時は、本気じゃなかったのかなぁ。

でもいつだって、酒呑みは心の底では、酒と別れたがっているんじゃないでしょうか。

アルコールに振り回される人生の辛さを一番知っているのは、誰でもない酒呑み本人なんですよね。

 

私は痛烈な胸痛から、体の悲鳴と「死ぬかも知れない」という恐怖と絶望、情けなさを体験しました。アルコール依存症の専門用語では、それを「底付き」と言うのだと知ったのは、断酒してしばらく経ってからでした。

大袈裟かも知れないけれど、死ぬほどの苦しみを味わったおかげで、簡単に「飲みたい」とは思えなくなりました。

仕事の後の一杯、運動の後の一杯が至上の幸せと感じていた自分が、あっけなくお酒と別れることが出来たのは、このときの絶望感のおかげです。

 

お酒のない生活は身軽で安心で、何より自分を信じることが出来る。

「明日大事な約束がある」「朝一番の新幹線に乗らなくちゃ」

それでも一口、飲んでしまえば「どうにかなるさ」と止まらなくなる自分が、誰より信頼出来ませんでした。

そろそろと朝起き出して「あ、このくらいなら大丈夫そう」とホッとしたり、重たい頭と吐気を抱えてヨロヨロと仕事に出掛け、朦朧と一日を過ごしたり。

ああ、何度後悔してきたことか…! 

あの頃を思うと、本当によくやっていたなぁと呆れてしまいます。

でも、「もっと早くやめられなかったのか」という思いは不思議とありません。

今だからやめることが出来た。「今こそ私がお酒に別れを告げて、再スタート出来る絶好の機会なのだ」と思っています。

 

お酒の失敗、後悔は山のようにあるけれど。

もういいじゃない、それがあったから、ここにいる。

もしもスリップしてしまっても、きっとまた戻って来る。

ここが、これからの景色が、大好きな場所だってわかるから。

 

今日もジムに行って、じっくりとエアロバイクで汗かいて来ました。

帰宅は夜8時過ぎ。おなかペコペコ、喉カラカラです。

この時間から夕食なので、まぁダイエットは遠い目標ですが、とにかく美味しいく食べられるからヨシということで甘やかしています。

飲むのはもちろん、炭酸水にシークワーサー果汁を入れたもの。水分補給もかねて、500mlは飲みます。夏場は1Lくらい平気で飲めたけど、さすがに寒くなってくると500mlでも多いくらい。実は残すと炭酸がもったいないので、ペットボトル1本は飲み切るようにしているんですよね(^^;

炭酸好きなのは、ビールが大好きだった名残なんでしょうね。

 

こうやってパソコンに向かっている間に、断酒150日目が終わろうとしています。

断酒を通して出会えた皆さんに、感謝です(^^)

これからも、よろしくお願いいたします。

 

 

 

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