青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

乾杯の時が来た。

断酒77日目です。

はい、どうにか継続出来てましたよー!

一昨日実家に帰って来て、大酒飲みの父親と、まず昼食。もちろんビールは昼間っから登場します。

「おう、お前はビールやめたんだっけな」

事前に断酒していることは連絡済み。それでも信用していない父親の疑わしげな様子。

真夏の正午、たどり着いた懐かしの我が家。グラスに注がれる山吹色の液体。真っ白い泡。喉はカラカラ、蘇る過ぎし日の喉ごし。

目の前では、そんな幻のような光景が広がっている…自分を抜きにして。

手を伸ばせば届くところに、その悪夢は繰り広げられている、、け、れ、ど!

ええ、ええ、耐えましたとも。

事前に妹に頼んで買っておいてもらったウィルキンソンを自分のグラスに注ぎ、ポッカレモンをジューッと絞り、いざ再会の乾杯!

そのウマかったことったら〜〜!

負け惜しみではなく、勝った!って感覚。断酒開始から最高の誘惑ポイントでしたが、耐えることが出来たんですから。よーしよし、よくやった!

もしフラフラとビールに手を出し飲んでいたら、後悔からヤケになり、超スピードで逆戻りしていたことでしょう。

脚注:「ただの炭酸水」と「シークワーサー入り四季柑」は実家では入手困難と踏み、メジャーなウィルキンソンとポッカレモンを頼んでおきました。ポッカレモンは卓上用の小さな絞るタイプで、妹はまさか炭酸水に入れるとは思わなかった様子。でも意外に絞るタイプの分量が、炭酸の刺激を壊さない絶妙さでアタリでした。果汁の入れ過ぎって、折角の炭酸を弱めてしまうんですよね。

もう一つ、自分を支えてくれたのは今まで読んできた断酒ブログの数々でした。

みんな頑張ってるな〜、スゴイな〜、いつか自分も仲間に入れたらいいなぁという気持ちを日々積み重ねた成果だと思うのです。

帰省の最大の難関を突破してからは、もう大丈夫。

夕食の寿司と一緒にとっておきの冷酒が出て来ようが、誰かが焼酎を飲もうが平気でした。

あ、ちょっとグラっときたことが。

探し物をしていて開けた棚の中に、これはウマいね!と正月に父親と飲んだ熟成焼酎の真新しいボトルを見つけた時です。

買っておいてくれたんだな〜という思いと共に、一緒に飲むことが出来ない自分の哀しさみたいなものが込み上げてきて。

でも、もう違うんだと扉を閉めて。もっと違う幸せな形を自分は見つけていくんだから。

ラッキー7の7が二つもつく今日の断酒記念日、偶然にも自分の誕生日だったりします。

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