断酒955日 回復につながるスリップ~断酒の妹からのメッセージ~
こんばんは(^_^)青猫です。
今、ちょっとツイッターお休みしています。
でも、断酒の気持ちは変わらず毎日を送っています。
今日、私がツイートしていないことを気にかけてくれた断酒友だちの女性から、あたたかいメッセージをいただきました。
本当にうれしくて、早くツイッターに戻れるようにコンディションを整えなければ、と強く思いました。
他にも、心配してくださるお友だちからの励ましをいただいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです(^_^)
年末、私の断酒仲間であり、妹のように大切な人がスリップしました。
そして昨日、やっと連続飲酒が終わって、戻って来てくれました(^_^)
今はまだ、襲ってくる飲酒欲求や離脱症状と、必死に闘っているところです。
彼女は断酒して1年を無事経過し、2ヵ月が過ぎたところでした。
話しているうちに、ぜひみなさんにも今回のスリップについて知っていただきたいと思い、承諾を得てここに紹介させていただきます。
長期間断酒後のスリップって本当にきついんです。
身を持って知りました。
だけど多分これで断酒に対する思いには、変化があった気がします。
アルコール依存症を多分あたしは今まで少し軽く考えていました。
断酒をもしかしたら緩く考えていたし、なんだここまで来たら飲まなくて済むって本気で思ってた。
スリップする人を少しだけ馬鹿にしていたかも知れないし、断酒1年以上経過して、偉くなったつもりでいた。
だけど、まさかあの時自分が飲むなんて思ってなかったんです。本当です。
だけどあの瞬間いきなり本当にスイッチが入りました。喉にアルコールを流し込んだ時の感じが一瞬で戻って来てそのまま買いに走っていました。
飲んだ瞬間の感覚は前回のスリップのまま。
一口目はホッとしたのを覚えています。
一生アルコール依存症だなんて、今までもしかしたら思ってなかった。
スリップの後悔は前回よりも断然大きいです。
病院でも、あたし先生に何にもちゃんと話してなかった。ただ、報告だけ。
今まで以上に分かります。
この病気は本当に怖い病気でした。
もっと本気で向き合わなくちゃって。
あたしの根本の問題と。
本気で断酒をしなくちゃって。
あたしは、軽い気持ちでお酒の問題を考えたらいけない人間でした。
その証拠に断酒Twitterの中でも飲み方が激しい。
あたしの中身としっかり向き合う時期が来たみたいです。
ただこれは回復に繋がるスリップでした。
そう信じたいです。
私、青猫も断酒してから今日で955日。2年7ヵ月です。
自分でも、もうほとんど飲酒欲求は感じません。
そして再び飲もうとも、思っていません。
でも、それって、本当はとても危険なところにいるんじゃないかなって、この話を聞いて考えました。
自分は、もう大丈夫。
本当は依存症なんかじゃ、なかったのかも知れない。
もう、お酒なんか怖くない……そんなことを心の奥底で、思ってはいないだろうか。
日々お酒が飲みたいと思う気持ちを抑えたいた頃と違って、確実に自分の中の危機感は薄れています。
よく、初心者を通り過ぎ、余裕が出て来た頃が危ないという、車の運転と同じような、そんな感じもします。
アルコール依存症は、一度罹ったら一生つきあっていく病気です。
本当は、すっかりお酒は忘れて日々を暮らしていく方が、断酒を続ける上でも良い状態なのかも知れません。
でも、忘れないでいたいのです。
どんなに断酒歴が長くても、その間も見えない体の奥深くで、負の力を蓄え続けているということを。
私たちは、休火山。
ドロドロと熱いマグマを心に宿していることを、決して忘れてはいけないのだと。
今日もお天気が良かったので、外ランして来ました。
お日さまの光を浴びて、冷たい風に髪をなびかせながら走りました。
とても気持ちが良かったです。
ただいま元気充電中。
満タンにして帰ります。
それまでは、青猫日記でお会いしましょう。
また明日!(^_^)