青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒829日 酒豪の矛盾

こんばんは(^_^)青猫です。

 

今朝は早く起きて来た夫のペースに振り回されてしまいました。

水曜日に健康診断があるとかで、昨日から3日間の禁酒を始めた様子です。ノンアルビールを2本飲み、手持ち無沙汰で夜9時には寝てしまいました。だから朝も早いこと……(^_^;)

 

夫は結構、こういう期限付きの禁酒をやっています。

いつも検査がらみです。

2週間飲まないこともあれば、その半分のこともあり、今回はショートバージョンで3日間。

こういうところは、敵ながら偉いなあと思う部分です。

私、飲んでる頃は検査前だからって禁酒したこと、ありません(^_^;)

せいぜい量を減らすくらい。

健康保険組合の「休肝日チャレンジ」はしたことありますが。

……そう、賞品付き、ゲーム感覚なら出来たんです。

ルールはシンプル。1ヶ月の間で連続する2日間の休肝日を実行すること。

でも、この2日間が辛かったですね~。

「一生飲めないわけじゃないし」って、そのときは思って頑張りました。まさかの「一生飲まない」が、今の私の現実になろうとは。

人生って、ホントにわからないものですね。

 

さて、今朝、テーブルでせっせと何やら書いている夫。

よく見ると、かなり細かい記述のマークシートです。

こんな健診票を持って来たのは、初めてじゃないかなぁ。

私の職場はこんなに立派なものじゃありませんが、検査項目は夫の職場よりも多いです。

バリウム胃カメラが選べると言うと、だいたい驚かれて、うらやましがられます。でも、健診票は毎年使いまわしの病院オリジナルなコピーだったような気がします。覚えてない(笑)

 

マークシート、こっそり、のそいちゃいました。

興味があるのは「生活習慣」の項目。

あったあった!「お酒は飲みますか」。

「毎日」に印。選択肢は他に「ときどき」「ほとんど飲まない(飲めない)」。ああ、ここに「やめた」とかあると私的には高評価なんですが(笑)

 

次に量。「1合未満」「1~2合」「3合以上」~~ん?「1~2合」に印が! 嘘でしょ! 注釈にも「※1合は、ビール500ml、日本酒180ml、ウイスキーはダブル1杯(60ml)、焼酎110ml」って書いてあるのに。もしも~し、これ全部で1合じゃ、ないですからね~!

 

酒飲みって、不思議ですよね。

誰かと飲んでいるときは、自分はどれだけ大量に飲めるのかとか、飲んだときの武勇伝を語りまくって、酒豪自慢で鼻高々。

それなのに、健康診断前になると途端にシュンとおとなしくなり、にわか禁酒や節酒、挙句は酒量を虚偽報告したりして、いかにも「自分は酒なんかそんなに飲みませんよ」って、白々しい顔してるんですから。

 

まあ、私も、酒量はちょっとだけ、引き算してたかな(^_^;)

前に病院で正直に答えたら、「女性でそんなに飲むなんて多過ぎます!」って驚かれちゃったことがあって、自覚したんですが。

でも、酒飲みに男女の差や「多過ぎる」なんて言葉は意味がないように思います。

世間一般で言われている飲み方と、明らかに世界を異にする依存症者がいることをもっと認めていくべきなんじゃないでしょうか。

昼夜を問わず、一升瓶片手にフラフラしている……そんなアル中のイメージは逆に真実を隠してしまっていると思います。

 

「自分は違うと思ってた」というアルコール依存症者、多いですよね。もちろん私もそのひとりです(^_^;)

 

夫も、こうやって虚偽の健診票を書いているということは、飲むことに対する後ろめたさがあるということなのでしょう。

この時点でもう、怪しい! イエローカード! いや、ここのところのヨッパライぶりを見ていると、カラータイマー点滅中ですよ。

 

正直に書いたところで、「飲み過ぎですね」って言われるだけなのかも知れません。

でも、酒飲みが一番嫌がることは、「飲み過ぎだ」と指摘されることなんです。

飲んでる以上、この葛藤は続きます。不毛な駆け引き。

その惨めさに気づくのは、一体いつになるのでしょうか。

 

私たちは、いつでも正々堂々と(^_^)

健診なんか怖くない?(笑)

また明日!(^_^)

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