断酒786日 まさか私が飲酒欲求？
こんばんは(^_^)青猫です。
こうして今日もブログが書けることが、とても嬉しい夜です。
昨日からの大雨で、今日は朝から避難勧告を告げるエリアメールが鳴り響きました。
緊急地震速報もそうですが、この、けたたましい警戒音というのは本当に心臓に良くありません。心臓から、心に不安な影が広がる、そんな音です。
まだ近隣地域が対象で、私の住む場所ではありませんでしたが、やはり同じ市街というだけでも気が気ではありません。
電車の運休情報などもドンドン入って来て、便利と言えばそうですが、スマホによる情報の渦が、余計に気持ちを刺激するのです。
今朝は何だか、気怠い気持ちと体。何をする気にもなれなくて、かと言って寝てもいられず、そしてこんな日でも次男は試験の予定です。
災害に迫られながらも、世間は普通に動いている。
自分の気持と裏腹の、このギャップに何とも言えない不協和音を聞きながら。それでも、いつものペースに戻せば何とかなるんじゃないだろうかと、重たい気持ちを励まして、買い物には出掛けました。
やる気は後からついて来る。とにかく動き出すことだ。
子どもたちに、いつも言ってきた同じ言葉を自分に言い聞かせるのですが、何とも虚しく響きます。
動いたって、やる気の欠片も出て来ない、そんな感じで。
ドヨ～～ン………
もう本当に、顔半分に縦ライン。漫画のシーンそのままです(^_^;)
買い物意欲も食欲も出て来ない。
いつもより早い時間に帰りつき、荷物も少なく。
ああ、これじゃ私は今週は追加の買い出しに走り回ることになりそうですが、この時は、そんなこともう、どーでもいいや！って無気力。
何か食べなきゃなぁって手にしたのが、普段なら絶対選ばないような味のカップ麺で、相当にどうかしていたと思われます(^_^;)
（口にした途端正気に戻り、半分は夫と息子に食べてもらいました・破滅願望？笑）
とりあえず、iPhoneは開かないようにして、今日もまた本を読んでおりました。
いつも親しんでいるモニタの文字でなく、紙に印刷された字面を追っていると、私の周りで起きている現実から遮断されるような、そんな隠れ家感覚。
夕方、雨が小降りになって、空も明るくなってきました。
ホッとする気持ちとともに、さあ！とキッチンに立ち夕食の支度を始めました。やっとやる気が戻って来たぞ！そんな感じだったのですが。
ちょっとした夫との会話の行き違いで、めらめらと激しい怒りが湧き上がったのです。
内容は、例によって犬も喰わないことなので詳細は避けますが(^_^;)
というか、私が聞き違え、思い違えたことが原因なのは明らかで、それでも抑えられない理不尽な怒りに、自分で自分が情けなくなってしまったのです。
甦るのは、父の姿。封建的な亭主関白を絵に描いたような家庭で、父は絶対君主でした。父が「こう」と言えばそれが正しく、気に入らないと烈火のごとく怒りの炎をまき散らした、大嫌いな父の性格。
私はお父さん子だったと思います。でも、父の暴君ぶりにはいつも居たたまれないものを感じていました。
そんな父と同じ自分の性格を感じ、せっかく持ち直した気持ちも落下。。。
ええ～～っ？ 本当に？ 本当にこんなことで、また私ってば落ち込んでいくワケ？
文章、取り乱しております(^_^;)
でも、本当に、こんな感じで心の中を悪魔と天使が追いかけっこ状態でした。情けない～～！
こともあろうに、こんな時、ビールでウサを晴らしていたんだな～なんて言葉が浮かんでしまいました。
うわー！うわー！ダメでしょコレ！青猫、アンタ絶対普通じゃないからっ！！
トイレに飛び込み、切り替えろ！切り替えろ！切り替えろ～～っ！と呪文のように自分に言い聞かせて、どうにかキッチンに戻ることが出来ました。
あ、危なかったぁ………。。。
飲酒欲求って、理屈じゃないんですね。
もう、本当に心の裏側に張り付いてる。
そして何かの拍子に出て来てやろうと、抜け目なく隙をうかがっているんです。ほんっとに、コワイコワイ！
空腹だったこともあったかな、と夕飯を食べながら考えました。
まさしく、HALT……
H hunger 空腹
A anger 怒り
L loneliness 孤独
T tiredness 疲労
心配してくれている友からのメッセージにどんどん心が正気に戻っていきます。
不意に飛び込んできた断酒仲間の何気ないリプライに、気持ちが和むのを感じます。
何気なく繰り返される毎日の、普段は見えない大切なものが、ちゃんとここにありました。
非常時の精神状態というものは、本当に恐ろしいものです。
きっと誰もが、何かのきっかっけで陥りやすい落とし穴。
その時に私を繋ぎとめてくれるもの。
大切にしていきます。
ありがとう。もう大丈夫。また明日！(^_^)
