青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒690日 そして今夜で500記事

こんばんは。断酒690日目の青猫です(^_^)

今夜は青猫日記500記事目にお出でくださり、ありがとうございます。

ちょうど、はてなブログ今週のお題「自己紹介」ということで、初心にかえり、ブログを始めた頃のことなど、思い返してみたいと思います。

 

私、青猫は2015年5月30日、お酒をやめることを決意して現在に至ります。それまでは、自他ともに認めるビール大好き、飲み会大好きな猫でした。

 

なぜ猫かと申しますと、アルコールが入って酔ってくると、猫のようになるとよく言われていたからです。

 

猫のようになるって、どんな?って、言われた時は私も思いましたよ。そう言い出したのは、今は亡き仕事の大先輩である女性上司だったのですが

「酔うとね、こう、そばに来てピトッとくっついて、猫みたいなの」

と教えてくれました……が、そう言われても、本人は酔っぱらっているわけで、シラフの時に聞いても、全然理解出来ませんでした(^_^;)

 

まわりにいたみんなも「うんうん」言っていましたが、やっぱり分からなかったです。そしてこのヨッパライ猫は、もうたぶん出現しない予定なので、「酔うと猫」疑惑は永遠の謎となったのでありました。

 

あ、青猫の名誉のために付け加えておきますと、猫になるのは女性限定だということです。ヨカッタ、変な猫じゃなくて(^_^;)

 

酔った時の記憶というのは、本当にスカッと久遠の彼方に飛んでしまうものですね。私も飲み会が楽しければ楽しいほど、記憶がまったくないのであります。

 

週末の飲み会を過ぎ、週明けのお昼休みなど、だいたい飲み会の時の話題で再度盛り上がっています。女性の多い職場なので、ワイワイとそれはにぎやかです。

 

みんな、どうしてそんなに、覚えているんでしょうね? 私はもっぱら「青猫さん、あのとき可笑しかった~」とか「あんなところで転んじゃって、可愛かったよね」とか「ホントに良く飲んで、もうおしまいになさいねって言ったら、しょんぼりしてたよね」なんて他人から言われた自分のヨッパライ加減に、苦笑いするばかりでしたが。

 

ホントにそんな面白そうな酔い方してたの? 私、全然覚えてないし、そんな余裕ないほど二日酔いで苦しんでたんですけど。

 

もしかして、私ってお酒弱いのかな? みんな、飲んだ次の日の土曜日や日曜日、午前中からちゃんと買い物行ったりお出掛けしたりしてるみたいなんですよ。気分最悪でトイレと布団を行ったり来たりして、アタマくらくらガンガンで起きてられないのって、私だけなんじゃないのかな?

 

ああ、もっとお酒に強くなりたいなーと、ずっと、ずーっと思っていたのです。

 

無知! 馬鹿! 阿呆!

 

これが青猫の自己紹介です(^_^;)

いやホントに、今なら分かるんですけど、あの頃は真剣にそう思ってました。「お酒弱いから二日酔いしちゃうんだ」って。

 

別の意味でお酒に弱くは、あったと思いますけどね。お酒の飲むと自分が弱いので飲まれちゃう。自分はもうどこにもいなくって、お酒で化けた自分もどきだけが、そこにいるんです。まさしく化け猫です。

 

お酒に弱い青猫が断酒を決意するまでは、今までも書いてきたのでここではスキップさせていただきます。

 

では、私が今日まで飲まないでいられる秘密を書いておこうと思います。それはジムです。このブログタイトルにもあるように、ジムでのトレーニング、エアロビクスが、ぽかっと空いた飲んでいた時間をきっちりと埋めてくれているのです。

 

ストレス感じたら、まず「汗かきたい」と思うようになりました。息が上がるほど体を動かすと、アタマの中が空っぽになります。汗を流すと、イヤな気持ちが一緒に流れていきます。

 

そしてその後に飲む炭酸水の美味しいさを覚えたからだと思います。私はいつも、シークワーサー果汁で割って飲んでいます。これは断酒直前に好きだった、シークワーサーのリキュールが発端です。

 

大好きだったビールも、純米酒も、ウォッカも、何もかも美味しく感じられなくなった時、唯一私をホッとさせてくれたのが、シークワーサーで作ったお酒でした。これはほんの1杯飲むだけで、幸せな気持ちにさせてくれて、悪酔いしない不思議なお酒でした。私はとても幸せな気分で、大切に少しずつ、そのお酒を飲むのを楽しみにしていたのですが。

 

断酒する!という想いは、あるとき突然やって来ます。まったく準備も何もあったもんじゃありませんでした。先に分かっていたのなら、大切なシークワーサーのお酒を全部飲みきってからにしていたでしょうに。

 

なかなか入手しにくかったそのお酒は、まるまる1本残ってしまい、長い間冷蔵庫のドアポケットに番人のようにたたずんでいました。ほとんど飲めないのにそのお酒に目をつけていた長男に、「飲んでいい?」と言われてつい「いいよ」と言った途端、大切な大好きだったお酒はあっと言う間に姿を消しました。

 

切なかったです。未練でした。でも、サヨナラ、私の愛したお酒。

 

そして炭酸水にシークワーサー果汁を入れたものを飲んだとき、私は彼女(彼?)に再会したのでした。彼女もやっぱり、私と同じでもうアルコールを必要としなくなっていたのです。あの頃と同じ幸せを、彼女……シークワーサー炭酸は、今も私にささやいてくれています。

 

青猫断酒の三種の神器

ジム、シークワーサー炭酸。そしてそして、忘れてならない大切な最後の武器。

 

それはブログです。私はこのブログを書き始めてから、たくさんの人たちに出会い、ツイッターを知り、そこで色々な断酒する人たちの喜びと悲しみの姿を見て来ました。

 

一緒に喜んだことも、泣いたことも、思いがすれ違って悲しくなったこともあります。ブログを書くのも、ツイッターにいるのも辛くなったこともありました。

 

それでもやっぱり、人は人の中でしか生きられないと感じています。どんなに人に疲れて傷ついても、救われるのは誰かの何気ない一言の言葉だと気がつきました。

 

私がこうして毎日ブログを書き続けていけるのは、一緒に断酒の道を歩く皆さんのおかげです。読んでくれる人がいて、語りかけたい人がいて、青猫日記は毎日、頁を増やしていけるのです。

 

私の一番大切なもの、断酒してからの全部が詰まった宝物。それがこの「青猫日記」なのであります。毎日、一緒に言葉を紡いでくれているのは、他でもない、読んでくださる、あなたです。

 

心からの感謝と、愛をこめて。

 

青猫日記は今日で500頁になりました。これからも、どうぞ一緒に、頁を増やしていってくださいませ(^_^)

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