がっかりな出来事
こんばんは。断酒659日目の青猫です。
今日から三連休。
と言っても特別な予定はなく。
午後からジムでエアロビクスを2本の、いつもの土曜日でした。
そうそう、ジムの前に美容院へ行ったのですが、ちょっとそこで、がっかりな出来事があったのです。
この美容院にはもう3年くらい通っています。
私の担当は店長、若いけれどしっかりした感じの人で綺麗好きな女性です。
仕事帰りに買い物に寄る店の正面に、この美容院があるのですが、平日の夜6時過ぎ、スタッフ全員で店内の掃除をしている姿をよく見かけます。
お客さんがいないと、早くから毎日のように掃除するのだと前に聞いたことがあります。
ガラス張りの店内は夜の闇に浮かびあがり、隅々まで磨き上げている様子が外からもよく見えます。
あ、ここまで説明を書いていて、気がつきました。
店長は綺麗好き。だからなんでしょうか。
話しが前後しましたが、がっかりなのは掃除のことじゃ、ないんです。
今日、髪を切ってもらいながら、店長に湯シャンのことを話してみました。
断酒ツイッター女子部で話題の湯シャン。
私も興味を持って、今でも一日おきに、ジムで大汗をかかない日はシャンプーを使わずにお湯だけで地肌と髪を洗っています。
髪が素直になる感じで、朝の寝癖もハネもなくなっていい感じです。
同じ頃に湯シャンを始めたバービーさんも、湯シャンで美しく元気な髪になったとお気に入り。
バービーさんが美容師さんに話したら「湯シャンいいよ」という話に花が咲いたようです。
そこで私も、店長に話してみることにしました。
プロの美容師さんから、アドバイスが欲しいなと思って。
でも、結果は……がっかりでした。
まず、湯シャンを知らなかったんです(^_^;)
青猫「最近、一日おきくらい湯シャンしてみてるんです」
店長「ゆしゃん? 何ですかそれ?」
「お湯だけで、髪と地肌を洗うんです。豚毛のブラシでよくブラッシングしてから……」
すると店長の顔が見る見る厳しくなり
「毎日シャンプー使わないと、地肌が詰まって髪が細くなってきますよ。それに、痒みやニオイも出て来ます」
「一日おきだし、お風呂でよく温まって毛穴開かせてから、湯シャンするんですけど」
「私たちでも、夕方になってくると髪がペッタリしてきてニオイが気になってきます。毎日ちゃんと、シャンプー使って洗わなきゃ、ダメです」
はあ、さいですか。って感じです。
聞く耳持たず? けんもほろろ?
まず、湯シャンという言葉すら知らない。
髪を扱うプロフェッショナルなら、知っておいて欲しいと思うのですが。
まあ、知らないことは百歩譲って良しとしましょう。
でも、その知らないことを全否定ですよ?
かなりの信念を持っていることは分かりますが、知らないならまず興味を持って聞いてみるものじゃ、ないのでしょうか?
そして、髪質がひとりひとり違うように、シャンプーすることが万人に良い、湯シャンはダメだって言い切ることって、出来るのでしょうか?
チェーン店なので、店ごと、美容師さんごとにヘアケア用品の売り上げノルマがあることは、知っています。
シャンプーの売り上げに響くようなことには、賛成出来ないのかも知れません。
それにしてもお客様相手の商売、美容のプロなら、もっと知識に踏まえた意見を伝えて欲しかったなぁと思うのです。
信頼して、ずっと私の髪をお願いしてきた担当さんだけに、何とも残念です。
「話し上手より聞き上手であること。自分はこれからも、人の話を聞く勉強をしていきたい」
と言っていました。
歌丸師匠は今80歳(誕生日が私と同じでした!)。
体調が思わしくないため、吸入器を付けての高座になり「お客様に失礼なのでは」と引退を考えているのだと話していました。
謙虚であり、そしてこれからも学んでいきたい、という姿勢に脱帽です。
「聞き上手」、まさに、そうだなと思います。
人間にはお互いを分かりあうためのコミュニケーション、「会話」があります。
相手のことを知りたい、知らないことを聞きたいという思いの大切さ。
そこに言葉を扱うプロフェッショナルとしての大きさを感じます。
ブログもツイッターも、言葉を介するコミュニケーション。
リアルな世界でも、しかり。
湯シャンは本当に、私に色々なことを教えてくれているみたいです。
それにしても。
やっぱり、とっても綺麗好きな人だからなのかな、店長。
もう店長に湯シャンについて話すつもりはないけれど、思い出したらネットで検索でもしてみて欲しいな、なんて思います(^_^)