青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

あの頃をアップデート

こんばんは。断酒646日目の青猫です。

北の当地も、日に日に春めいて来ています。

土曜日の吹雪が嘘のような、穏やかな一日でした。

明日もグッと気温が上がりそう。嬉しいけれど、花粉注意です(^_^;)

 

今日は、ずーっと温めてきた思いを遂げに行ってきました。

なんてね、大袈裟です(笑)

4月からのアクアビクス講座に申し込んで来たんです。

私がジムに通い始める前…2年半くらい前まで、公営プールのアクアビクス講座に通っていました。

土曜日の夜1時間のお楽しみ。プールで大会が開かれる時や水泳シーズンの夏場は休講になったりする不定期なものでしたが、3年くらい続けていたと思います。

職場の仲間と誘い合って始めたのですが、ひとりまたひとりと色々な事情で辞めてしまって、最後まで残ったのが私でした。

プールに入水する時の解放感。

ああ、本当に人類は水から生まれてきたんだなぁと思うほど、それは懐かしい心地よさを感じるものでした。

1時間みっちり水の中で動き回って水から上がる時に感じる水圧も、得も言われぬ達成感、快感でした。

 

土曜日のプールが待ち遠しくて仕方なかったのは、他にも理由があって……。

それは、1週間のお疲れ様と心地よい身体の疲れからの解放感を感じながら、思いっきり飲むのが楽しみだったんです。

 

公営プールにはジムのような入浴施設が無くて、とにかく急いで帰宅してお風呂に入り、それから深夜までテレビを見ながら晩酌タイム。

夫はプールに行くことに反対はしませんでしたが、私の帰宅とともに寝室に引き上げてしまい、リビングは私だけのプライベートな空間。

もう、思いっきり飲んで、食べて、録画していたアニメを観たり、自由にドラマやドキュメンタリーを観ながら日付が変わるまで楽しんでいました。

「今週もよく頑張った!自分、お疲れ様!」な時間。

楽しく飲める時もあれば、色々な問題を抱えて自暴自棄で飲み崩れる時もありました。

ビールは何本飲んでも飲み足りず、いっくらでも飲めるような、そんな勢いで、楽しいことも嫌なことも、すべて飲んでアルコールの中に沈めていく、そんな時間。

それはあの頃の私にとって、かけがえのない時間でした。

正直、あの土曜日がなければやっていけなかったんだろうなって、思えます。

 

せっかく1時間気持ちよく水の中で動いても、さっぱり体重は減らないし、それどころか増えてました(笑)

あれだけ飲み食いしていれば、当然ですけどね(^_^;)

 

通勤途中にジムが出来て、プールで知り合った友人から誘われて入会することになったところで、プールとはお別れしました。

それからもずっと、あの水の中の解放感は私の心の中にありました。

いつかまた、水の中に戻りたい。

でもあの頃の酒であふれた思い出が、自分にブレーキをかけていたのです。きっと絶対、思い出す。あの天にも昇る解放感。

 

あの頃に置いてきた、ひとりぼっちの私を迎えに行こうと思います。

もっと素敵な思い出に、アップデートするために(^_^)

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