母の夢
こんばんは。断酒590日目の青猫です。
のんびりの日曜日。今日は成人式が行われた所も多かったのではないでしょうか。
進学したり、就職したりで地元を離れている子どもたちが、成人式のために戻って来て帰る~ということを考えてなのでしょうか。
今頃、久しぶりに会った友だち同士、同窓会で盛り上がっているのでしょうね。
職場でも、年末から娘さんの成人式の着物や写真の前撮りの話題が出ていたりして、色々心大変そうだけど嬉しそうですね。
いつまで経っても、親にとって子どもは子ども。
あんまり飲み過ぎませんように。楽しい成人の門出でありますようにと願います。
私は成人式、行かなかったんですよね。
晴れ着も欲しいとも思わず、とりあえずスーツを買ってもらって、父に記念写真を撮ってもらった程度の、簡単な成人式でした。
確かバイトにその日も行っていたような(^_^;)
周りもそういう友だちが多くて、ちょっと世間の盛り上がりを斜に構えて見ているような、そんな世代だったのかも知れません。
お酒も本格的に飲み始めたのは、就職してからでしたね。その頃は、父の酔っ払いぶりを見ていたので、飲むこと自体嫌悪していました。
それが、自分でも驚くほどの変わりよう。
社会に出るって、そういうものなんでしょうか。世間のせいにしたら、いけないかな。飲まない人は飲まないし、普通の人は普通だし、やっぱり自分の中にそういう資質があったということなのですね。
飲むようになってから、母には心配かけました。
今日、母の夢を見たのはそのせいなのでしょうか。
夕方、リビングで本を読みながらうとうとしていたら、確かに母の声が聞こえた気がしました…私の足元に歩いてきた、そんな気配も。
何を言われたのか、思い出せないのがやっぱり夢ですね。
父が以前、よく母の夢を見るけど声だけで出て来てくれない、と話していたのを思い出しました。おんなじでした。
今、私は家族を持ち、いろいろありながらも、こうして寒い冬の夜に暖かい部屋の中にいる。
飲まない素面な夜に、しみじみと家族の歴史を思い返して、こんな平凡な時が幸せっていうものなのかな、と思ったりしています。
特別に、何かが起こるわけではないけれど。
不安や心配が、ないわけでは、ないけれど。
今、この時、この場所があるということ。それでいいのかな。
チルチルミチルの青い鳥。
探していたものは、ここにありました。
守って、育てて、大切に。