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青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

余命宣告

いきなりショッキングなタイトルですみません。

断酒563日目の青猫です。

 

もし自分が、余命宣告を受けたらどうするだろうって…今日はそんなことを真剣に考える出来事がありました。

 

私のデスク、部長の隣りなんですが、今日突然やって来た社長が部長に言っているのが聞こえてしまったのです。

近くにいた数人にも、聞こえていたと思います。

「〇〇支社の〇〇君、ガンで今度手術することになった。もう戻れないと思う」って。

もう、部長も驚いて、思わず私も顔を見合わせてしまいました。

社長が言いに来たのは、至急後任を探せと言うことだったのですが、それにしても、大きな声で話すことではないですよね。

 

ウチの職場、プライバシーなんてあって無いようなところです。

誰かが休職すればすぐその病名まで流れるし、労災関係や不祥事も社内メールで全支社にまで配信されます。

今日のこの話も時間の問題でしょう。

社長としては、これから穴が開いて滞る仕事の心配をするのは当然かも知れません、経営者ですから。

でも、下々のモノにとっては「結局、自分たちは歯車のひとつでしかないのだ」とあまり嬉しくない思いを実感してしまい……結果として労働意欲に影響すると思うのですが、どうなんでしょうか。

 

〇〇支社の〇〇さんとは、一緒に仕事をしていたことがあります。とても真面目で、いつも優しい笑顔の人でした。

この前、こっちに来た時に見掛けて「少し痩せた?」と思ったのは気のせいではなかったのです。

まだお子さんも小さくて、これからのことを考えるときっと、ご家族はもちろん、本人も、たまらないと思います。

 

もし余命宣告されたら、どうしますか?

アルコール依存症患者の寿命は52歳だそうですが、その漠然とした死ではなく、実際に、本当に自分の命がもう風前の灯だと言われたら。

 

どうせもう長くはないのなら、と断酒の誓いを破ってお酒を飲みますか?

確かに、お酒でも飲まないとやってられないかも知れません。

でも一時、死への恐怖を忘れられたとしても、きっと何の救いにもなりません。

 

私はクリスチャンなので死は天国に帰ることと信じていますが、それでも自分の愛する人たちと、もう生きてふれあうことが出来ないという事実はとても辛く、寂しく思います。

まだまだこの世でやりたいことがあり、感じたいこともあるんです。

せっかく断酒して知った平穏な毎日を、簡単に終わらせたくないのです。

 

もし余命宣告されたとしたら。

多くの人たちが、それでも自分をしっかり見つめて、家族や友人を思いやりながら、最後まで諦めずに闘うことを選んでいます。

出来るでしょうか。

今までお酒に逃げて来た過去のある自分に。

でも、たとえ一時自暴自棄になりお酒を手に取ったとしても、きっと呼び戻してくれる人がいる、心配しながら見守ってくれる人がいることも、忘れてはいけませんね。

 

辛くて、悲しくてお酒に逃げている時でさえ、「本当は飲みたくない、生きたいんだ」という気持ちが常にあるのだということを、私は今まで何度も見て来ましたから。

きっと私の時も、そう思う。そして一緒に断酒の時を過ごしてきた人との繋がりを忘れない、絶対に……。

 

そんなことを、色々とぐちゃぐちゃと、今日は考えてしまいました。

 

〇〇さんも、きっと自分と愛する人たちのために、強く生きることを選ぶと信じています。

そして、その強い思いが奇跡を呼んで来てくれますように。

 

想いはいつも、断酒とともに。

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