人生最悪の友人
こんばんは。断酒546日目の青猫です。
引き続き、今季最低気温更新中。
外は真夏に冷凍庫を開けた時のような、そんな空気。
……嬉しくないです、星はとっても綺麗なんですが(^^;
昔(ほんの547日前)なら、こんな凍える寒さの日でも、飲みに行ったりしていたんですけどね。
こっちの人たちは、吹雪だろうが何だろうが、仕事は行くし遊びに行くし飲みに行くし……ホントたくましいです。
青猫アーカイブス(^^)
この日記、タグ付けとか全くしてません。
だから書いた私でさえ、見つけるのには検索使ってます(^^;
最初は、こんなに色々書けると思わなかったので、書きっぱなし状態のまんまなんです。
でも、沢山のみなさんに読んでいただけるようになって、こんな私の記録でも、少しはお役にたてないかなーと思ったりしています。
そのうち、ちょっと整理整頓する予定です。私のことだから、いつになるかは分かりませんが(^^;
断酒している人が、よく「お酒は別れた恋人」って例えていますよね。
とっても好きだった、良い思い出もいっぱいもらったけど、もう私たちは一緒にはいられない。今までありがとう、さようなら。みたいな。
私にとって、お酒は「恋人」というより「悪友」でした。
今までつるんで、散々面白可笑しく過ごして来た。
おだてられていい気になって、失敗して大変な目にあってきた。
そんな時、悪友はサッと逃げて姿をくらまし、ほとぼりが冷めたころにまたやって来て、悪い言葉を耳元で囁く。
「この前は運が悪かっただけ、今度は大丈夫。また楽しくやろう」
どんなに縁を切りたいと思っていても、なかなか切れない。
独りぼっちになるのがイヤで、ついまた誘いにのって一緒に行ってしまう。行けば待っているのは、都合のいい、自分勝手な友情と言う名の悪だくみ。
どうしてついて来てしまったんだろう。
酔いが覚めると、そこにあるのは後悔ばかり。
それなのに、呼ばれるとまた、行ってしまう。
切っても切れない腐れ縁。いつまでもつきまとう、黒い影。悪友。
今、断酒して完全に「悪友」と切れていると思っていても、油断は禁物なんです。
ヤツはいつでも、どこからか隙をうかがってる、違いますか?
心が折れそうなほど辛い時、この世のならゆるものが遠くに見える切ない時、消えてしまいたくなるような絶望の時。
断酒したからと言って、良いことばかりじゃありません。
見えて来る素面の現実は、今まで以上に鋭く胸に突き刺さってくることでしょう。
そんな時、悪友がいつの間にか横にいて、「飲もうよ。飲んじゃえよ」って誘うのです。
人生最悪の友人。
決意を固めなくてはなりません。
孤独に耐える、強い意志を持たなくてはなりません。
今まで飲まないで来た日々という、心の支えをかざしながら。
私たちの求めるものは、もっと、ずっと先にあります。
今やっと、その道を歩き始めたところです。
今宵も悪友の誘いに負けなかったみなさん(^^)
明日も一緒に、歩いていきましょうね。