乗り越えた日。
こんばんは。断酒487日目の青猫です。
ずーっと仕事を休んでいたので、さすがに残業続きです。
でも、毎朝ジムの準備はしっかりして出掛けます。
私の基本は「行く」ですから(^^)
それでも今夜は厳しかったです。
コアトレの時間が迫って来て、もう半分あきらめていました。
どうにか仕事が一段落し、時計を見たら「もしかしたら間に合う?」
それでも心の中には迷いもありました。
ギリギリでアウトだったらどうする?
コアトレを恨めし気に見ながら、エアロバイク漕げるだろうか?
そんなの惨めだな~~。
駐車場を出て、左に行けば自宅直帰コース、右に行けばジムがんばるコース。
チラッと見ると、左の道路はとても混んでいました。
「えい! 右だぁ!」
イチかバチかです。
以前の私なら、迷うことなんか無かったかも知れません。
やっぱり、少し気弱になっているのでしょうか。
とにかくジムへの道をひた走る。
いくつもの信号、右折待ちの車、踏切、なかなか通過しない電車。
間に合いましたよー!
いつもの何倍も早くロッカーに駆け込んで着替えて、タオルとドリンクだけ持ってスタジオに飛び込みました。
もうスタジオには入場が始まっていましたが、意外に今日はすいていて、私のいつもの場所もしっかりキープ出来ました(笑)
あきらめなくて良かったな~と幸せな気分にひたりながら、コアトレ。
でも、何だか今日はウェットな気持ちも出て来てしまったのです。
本当に唐突に、父のことを思い出してしまいました。
それも、もっと自分が出来ることがあったのではないかとか、一緒にいてあげれば良かったとか、父が行きたがっていた場所に行かせてあげれば良かったとか、そんな後ろ向きの思いばかりが次々浮かんでくるのです。
自分はこんなに浮かれて楽しんでいて、良いのだろうか……。
コアトレーニングは、自分と向き合うプログラムです。
いつもは無心になって、身体の隅々まで伸ばしたり、力を入れたりということに気を配っているのに、こんなことは初めてです。
後半はほとんど、そんな感じで、このままリラクゼーションタイムに入ったらどうなるのだろう?と不安でした。
父を失ったことが、自分にとってこれほどまでに、大きなことだったなんて。
トレーニングの最後のリラクゼーションは、ヨガの呼吸法を基本に横になり、身体も心も開放する時間です。
眠ってもいいし、考えごとをしてもいいとインストラクターさんは言います。
マイナスの思考ばかりになってしまうと、たまらないなぁ…そんなことを思っていたのですが。
不思議なことに、フッと、まったく別の思いが入ってきました。
それは、一緒に断酒の日々を送る人たちのことです。
私より少し先を歩き、もうすぐ区切りの記念日を迎える人。
同じくらいに断酒もブログも始め、再飲酒でブログをやめてしまいながらも、そろそろ1年を迎えようとする人。
お休みに沢山のスケジュールを詰め込み、イキイキと楽しそうにこなしていく人。
耐えられないようなイヤなことがあっても、負けない、飲まない!と宣言する人。
みんな前を見て、今日を一生懸命に歩いている人たち。
記念日のお祝いには何て言おう? 気持ちがスーッと、別の方向を向きました。
そうしたら、気にならなくなったんです(^^)
そう、過去はもう変えられない。
今さら悔やんだって、戻れない。
それなら、前へ進むだけ。
一緒に同じ道を目指す、みんなと一緒に。
帰宅したら、夜のツイッターも久しぶりに参加することが出来て、濡れていた気持ちがどんどん乾いていくのを感じました。
ありがとう。
もう後悔で振り返ることはない。
思い出すのは、嬉しく楽しかった、キラキラ光る優しい日々だけ。
本当に、今度こそ、乗り越えていけそうです(^^)