いちばん飲みたかった瞬間(とき)
こんばんは。断酒441日目の青猫です。
今日は平和です。
家族って、すぐに何事もなかったみたいに戻れるのがいいですね。
やっと荷造りも終わって、明日からいよいよ夏休みです。
夏休みはいつも実家に帰省します。
帰省の楽しみは、懐かしい家族や友人に会えること。
実はそれよりもっと楽しみだったのが、帰宅と同時に始まる酒盛りでした。
「夏休み~~!」っていう解放感で、水分摂取はすべてビール!みたいな感じで常に飲んでいました。
無礼講状態で思いっきり飲んで、寝て、起きてまた飲んで。
今思うと、立派な連続飲酒状態だったのかも知れません。
酒豪の父が用意してくれているビール、有名な日本酒、珍しい焼酎。
そんなものをご機嫌で飲んで、喋って、喧嘩して……。
昨年の夏は断酒して間もない頃の、初めての「飲まない帰省」。
昼に実家に帰りつき、ドアを開けて覚える強烈な喉の渇き、飲酒欲求にクラクラする思いでしたっけ。
父は早速いい音たてて、プレミアムな缶ビールを開けています。
どうしよう、1本くらい、いいかな?
本当にこの時ほど「飲みたい!」と思ったことは無かったのでは。
グッとこらえて、冷蔵庫の中から、妹に頼んで買っておいてもらった炭酸水とポッカレモンを取り出して。
「お前、本当に飲まないのか」みたいな声を背に受けながら、炭酸水をグラスに注いで父と乾杯、一気に飲み干したのでした。
この時、飲酒欲求と喉の渇きが良い効果に働いて、炭酸水がとても美味しかったことを覚えています。
「大丈夫、これでいく」
ギリギリのところで、ビールと炭酸水が切り替わった瞬間でした。
あれから一年。
もう父はすっかり私が飲まなくなったと諦めて、お酒をすすめてくることはありません。
毎日あっと言う間に過ぎていきますが、一年ってとても遠い過去のような、そんな不思議な感じがします。
一日一日、積み上げた断酒の日々。
必死で前を見て歩いているけど、時にはそっと振り返って、来た道を思い返すのも良いのかな。
明日から、実家です。
お酒の心配はほとんどありませんが、不安がひとつ。
お供の iPad Air2と、仲良くブログを書けるのでしょうか~(^^;
みなさま、楽しい夏休みを!
青猫ブログは夏休み中も笑顔の通常開店~の予定♪(^^)/