それは失神から始まった~青猫ジム語り その1~
こんばんは。断酒419日目の青猫です。
今日はジム再開!でもさすがに昨夜の無茶苦茶ランで疲労が残っている感じだったので、軽くエアロバイクを1時間にしておきました。
ランニングマシンで膝を痛めたのがきっかけで始めたエアロバイク。
本を読みながら、テレビを見ながら、音楽を聞きながら。気楽に出来るので、ジム初心者や膝痛がある人に人気のマシンです。
何だかんだと、今は週5日はジムに行ってます。
でもね、最初はこんなにジムに夢中になるなんて思っていなかったんですよ。
以前にも少しお話ししましたが、初めてのエアロビクス体験で失神しちゃったんですからね~~(^^;
この前、顔見知りになったエアロ仲間数人でそんなことを話していたら、そのうちのひとりが
「えー! あれ青猫さんだったんだー」って凄く驚かれました。
私も驚きましたよー(^^;
まさか、あの超恥ずかしい現場に居合わせた人がいたなんて……。
ジムに行く前は、週一でアクアビクス教室に行っていました。
その頃はまだ飲酒時代。アクアビクス後のビールが一番の楽しみで、一週間頑張った自分へのご褒美!なんてガバガバ飲んでいました。
ちょうど土曜の夜だったので、思いっきり飲んで食べてましたね。
呆れた家族がどんどん先にいなくなっても、ご褒美の時間を満喫してました。
だからその頃は、どんなに運動しても全然体重も体型も、変化なかったです。ヘタすると増えてました。
「週一くらいじゃ、痩せられないよ」なんて言いながら……当然日曜日は寝坊、昼近くにやっと起きて、二日酔いでヨロヨロしながら食材の買い出しに行ってました。
ある日のアクアビクス教室で再会した友人がきかけで、ジムの体験に行くことになりました。
わくわくドキドキ。
アクア教室のプールより近いのが魅力でしたね。
何しろ、こちらは冬が長い北の地です。一年の半分くらいをスタッドレスタイヤとヒーターで過ごす感じなんですから。
アクア教室は土曜の夜だったので、気温も下がって道路が凍結したり、吹雪になったり。
でもアクアビクスが大好きだったので、もう必死になって行っていましたね。
な~んか、今とあんまり変わらないかな?(^^;
私は既にアクアビクスを4年以上やっていましたから、ちょっと体力ついてきたなーなんて自信が少し、ありました。
だから友人の言うままに、前の方のフロアスペースに陣取ってしまうという厚顔無恥なことをやってました。
インストラクターさんに負けじと、動きについていっていた、はずでした。
でも、陸に上がった青猫は、水中のように華麗に?動くことが出来ないことを知りました。
水が体温をうまい具合に調節しているのだということも気がつきませんでした。
地上の重力を体いっぱいに感じ、息も上がって過呼吸状態。たぶん、熱中症になっていたんだと思います。
体が痺れて、視界が狭くなってきて……気がついたらスタジオの片隅で、扇風機をあてがわれて失神している自分がいました(^^;
もう、とっても恥ずかしかったです。
幸い、少し休んで体調は戻りましたが、とてもショックでした。
「私にはジムなんて無理だ」って本気で思いました。
このいきさつを同じジムに通う職場の知人に話したら、深刻な顔するどころかゲラゲラ笑われて「それじゃあ、体鍛えないとね」と一言。
この時、なぜかとても嬉しかった私は
「うん、そうだね! ジムに入って鍛えないとね!」とニタニタしながら答えていたのです(^^;
ここで「無理しないで、やめた方がいいよ」と言われてたら、私とジムの蜜月はあり得なかったという不思議。
そう、最悪の状況が一言でガラリと一変した瞬間でした。
今日目にしたあるツイートが、とても悲しいものでした。
「依存症になってすごく悲しい。みんな筋トレやジョギングだって。重度の依存症も治れるのかな。幻覚や幻聴に怯える人も」
私は体を動かすという命の力が、依存症を克服できると伝えたい、信じたいのです。
ジムの話、つづきます(^^)/