青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

青猫ブログの楽屋裏007~ブログはじめて物語~

こんばんは。断酒411日目の青猫です。

今日も残業、キツかった~~。

 

「ま~だ始まったばかりでしょ」とお局さまに言われました。

今の仕事を始めてから、何度も経験してきたはずのこの時期の忙しさ。

飲んでた頃は、ヘロヘロになって帰宅してビールあおってたんですが、今、アタマの中はジムでいっぱい。

特に今日はエアロビクスの日だったので、とにかく時間に間に合うようにと、それだけを支えに頑張りました。

もちろん、間に合いましたよ(^^)/

 

そんな猫の手も借りたい夕方。

今度の飲み会の参加確認がありました。

今回の飲み会は、同じ部署で長年働いてきた人のお祝いの会なんです。義理と人情が私の中でガタッと音を立てて「参加します」の方へ傾きました。

あー、言っちゃった。

でも、お祝いしてあげたいし。私が飲まなければいいだけの話だし。

 

「ホントにもぉー、この人飲まなくなっちゃったから、ホントつまんない!」

お局さまが言いました。

何だかんだ言って、お局さまが一番、私が「もう飲まない」ってことを認めているような響きに聞こえたのは、錯覚でしょうか。

「この人、お酒の無い人生なんてつまらないって、さんざん言ってたのに」

また~~(^^; 私そんなこと言ってた?たぶん飲んで言っただろうから、覚えてない(笑)

「もう、ウチで一番飲んでたのに! 一番強かったのに!」

さっき聞こえた響きは、やっぱり幻聴かなー(笑)

後輩が「えー、そんなに凄かったんですか。全然見えない~」とか言いながら

「青猫さんは、いつになったら飲めるようになるんですか?」と聞いて来ました。

 

ここで「ああ私にはもう、飲めるときは絶対来ないんだ~」っと思ったらダメ!

すかさず「ずーーっと飲まないよ」とビシッと決めること(笑)

「えー、絶対にダメなんですか?」と畳みかける言葉には

「飲んだら死んじゃうから」と答えました。

これには後輩もお局さまもギョッとしていましたね(^^)

 

私が断酒を決意したのは、上司の送別会で飲み過ぎて、狭心症のような心臓をわしづかみされる痛みを経験したからです。

私の父は心臓病家系で、亡くなった人も少なくありません。

死の淵にしがみついているような痛みの中、すがる思いで検索したネット情報で「アルコール性心筋症」という言葉を見つけました。

治療は「断酒のみ」という言葉も。

 

ここからスタートした私の断酒は、いつも死の恐怖と隣り合わせでした。

もう絶対に経験したくないと、まだ生々しい感覚の中で「飲みたい」という選択肢は皆無でした。

それほど強烈だったと、ご想像ください。

痛みの記憶を抱きしめながら、断酒ブログを読む毎日。

そんな時、ポッと出たあるブログにとても感情移入してしまいました。

断酒初日は簡単な挨拶のみ。思い出したように更新されるブログの「断酒失敗談」が切なくて、アルコールを求めて明け方のコンビニの前で「何やってんだろう、俺」と立ち尽くし涙する情景に、思わず一緒に泣いていました。

 

私の断酒を書いてみたい。

 

この時、私はすでに断酒日数が70日になろうとしていましたから、遅咲きのスタートでした(^^)

断酒ノウハウやアルコール知識を学べるブログは沢山ありましたが、心に響いたブログは、このときが初めてだったんです。

それから、ブログを読む目が変わった気がします。

探し求めていた情報よりも、断酒している人の気持ちに目が行くようになりました。

「私にも書けるかな」

これが、私の断酒ブログはじめて物語(^^)

 

aonekoon.hateblo.jp

 

ブログを書き始めたことで、私の毎日も大きく変わり始めました。

色々な人と出会い、沢山のことを経験してきました。

出会いのきっかけをくれたのが、断酒ブログだったのですね。

そして今、断酒する青猫を語るのに、ブログは欠かせないものになりました。

お酒をやめたことから始まった、不思議な運命の流れ。

アルコールの高揚感よりも、もっと大きな感激。そしてとてつもなく大きな何か…簡単には言い表せない、大きな力のようなものを感じられるようになりました。

もしかしたら、それは「人」なのかも知れません。

 

飲まない未来を選んだ私たちは、誰とも似ていない、自分だけの未来に向かって歩いています。

 

スガシカオ ⇒ kokua / Progress

 

明日も断酒で、歩いていきましょう(^^)/

 

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