「酒飲み」の息子たち
こんばんは。断酒373日目の青猫です。
今日はのんびりした日曜日でした。
まあ、だいたい日曜は食材の買い出しをメインに、午後は今週のアニメの録画を一気に見て過ごします。
一週間で見る時間が取れるのは、日曜くらいです。
毎シーズン、ドラマも1本録画しているのですが、こちらはなかなか追いつけずに溜まる一方。
今日は3本分、頑張りました(^^;
「99.9%」という、松潤と香川照之さんが出ている弁護士のドラマです。
意外にも長男がこれにハマり、私より先にコンスタントに見ています。
内容的にはあまり意外性はないと私は思うのですが、あまり一緒にドラマなんか見ない長男が夢中、というところに興味をそそられています(笑)
夫に言わせると、長男と私は性格がそっくりなんだそうです。
血液型が分かるまでは、絶対私と同じB型だと言われていました。実は夫と同じO型だと分かった時は、夫はかなり驚いていましたけど(笑)
よく言えば天真爛漫、何事もこだわりなく、出掛けた先で会う人すべて…大人も子どもも、彼は屈託なく声をかける、そんな子どもでした。
それが良くもあり、悪くもありで。同い年の子どもからすれば、見知らぬ誰か。意気投合する子もいるけれど、あからさまに変な顔をされて拒否されているのに、気にせず絡んでいく……そんな子でした。
親からすれば、見ていてハラハラ。嫌がられているのに分からないのかなーと、切ない気持ちでいたことを思い出します。
熱を出して病院に行ってもじっとしていられなくて、他の親から「そんなに元気なら病院に来なくてもいいんじゃないの」と言われて肩身の狭い思いをしたことも、一度ではありません。
学校に行けば行ったっきり、道草ばかりでなかなか帰って来ない。ランドセルを家に置いてから遊びに行ってね、と言うのに全く聞いていませんでした。
絵に描いたようなワンパク小僧。「子どもらしくていいね」なんて言われましたが、親からすると心配の連続でした。
そんな彼も思春期に入り、ガラリと性格が変わってしまい、人嫌いに。私とも、よくぶつかって大喧嘩をしたものです。
夫は、そんな時に限ってなんにも言わないんですよね。
私が子どもの悩みを友人や職場で話すと、「お父さんは何してるの?」という反応が必ず返ってくるんです。
夫に言うと「どうせオレはダメな父親だよ」と逆切れ。
「もう、頼りませんから!」とひとり意地になって、それでも真剣に長男に向き合ってきたつもりです。
次男はそんな兄を見ていたせいか、素直に普通に育ちましたが、それでもやっぱり思春期は色々あって、私は学校と病院を何度も往復したりして……。今はもう、良い思い出となってはいますけど。
その時、私はお酒が大好きでしたが、思い返すに、そんなに無茶な飲み方はしていませんでした。
たまに飲み会で騒ぐくらいで、家では晩酌はしても量を決めていて、夕飯の時にロング缶のビールを1本、お風呂上りに350mlを飲むか飲まないか迷うくらいの、普通?の「ビールが好きなお母さん」でした。
「私が何とかしなくては」と心の中は子どものことで一杯で、そこまでアルコールを必要としていなかったのでしょうか。
私の飲酒歴は起伏が激しく、飲み始めた就職直後はかなり問題飲酒でしたが、結婚して子どもを持って、少し落ち着いていたようです。
現在、息子たちとはよくしゃべります。一緒に買い物に行ったり、映画に行ったり、夫より気が合うボーイフレンドみたいな間柄(笑)
重たい荷物を運んでくれたり、届かない場所のものを取ってくれたりする時は、男の子を産んで良かったな、なんて思うゲンキンな母です。
息子たちは、お酒は飲めるけど普段は飲みません。
私が飲んでいた頃は、一緒に飲んだりもしたけれど、今は飲み会程度。
長男は弱くてチューハイの350mlも飲み残し、次男は日本酒が大好きという両極端。どうやら次男には、大酒飲みの遺伝子が受け継がれていそうな感じです。
今はまだ、彼らがどんな道を歩いていくのかは、分かりません。
でも、彼らの人生。それでも、踏み外すことのないようにと願わないではいられません。
断酒する、母の姿が、少しでも心に残って欲しい……。
今日、ツイッターで子どもの話で盛り上がりながら、そんなことを思ったのでありました。
明日も断酒で、まっすぐ歩いていきますよ(^^)/