青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

青猫名前ものがたり~ノスタルジックな断酒夜話(4)

こんばんは。断酒331日目の青猫です。

今日はお休み。満開の桜を見に行ったりして、のんびり過ごしました。

もちろん、お酒は無しです。

午前中だったので、まだ空気がひんやり。

マイナスイオンを体いっぱい浴びて、とっても気持ち良かったです(^^)

 

さて、昨日お約束した「青猫」の名前の秘密(笑)続編です。

私のことを「酔うと猫みたいに可愛くなる」と言った人がいました。

……安心してください、女性です(^^;

 

その人は、私の上司に当たる人でした。

バリバリのキャリアウーマンでしたが、女手一つで3人のお子さんを育て上げたやさしいお母さんでもありました。

でも、仕事にはとても厳しかったです。

彼女のOKが出ないと仕事が終われなくて、当時は毎日のように遅くまで残業になりました。

出来るだけ早めにチェックをお願いするために提出するのですが、すぐには見てもらえず、やっと手に取ってもらったと思えばダメ出しが何回も。

今思えば、かなりこれで鍛えられていたのでしょうね。

しかし当時は彼女が怖くて、朝顔を合わせた瞬間からその日のご機嫌を察知して行動するような毎日でした。

 

そんな厳しい彼女も休憩時間や飲み会では、とても気さくでやさしい人。

プライベートでは週一度、一緒にアクアビクス教室に通っていました。

お孫さんが出来ると、目に入れても痛くないような可愛がりようで、その子のために定時きっかりに仕事を終えるようになった時は驚きました。

その分、残った仕事が私に回ってきてたんですけどね(^^;

それでもとっても幸せそうで、その姿は今でも微笑ましく思い出すことが出来ます。

残念なことに、可愛い家族も増えてこれからという時、彼女は天に召されました。

最後まで仕事のことを心配していて、お見舞いの時に筆談で「仕事を頼みます」と書いていた、悲しい姿を忘れることが出来ません。

 

それから新しい上司が来て、職場の雰囲気もガラリと変わりました。

残業も極力しない方針になり、私は仕事帰りにジムに通えるようになったのです。

でも、今も彼女から教え込まれたことは私の中に生きていて、仕事をしていて、とてもありがたいと思える場面が沢山あります。

 

怖かったけど、大好きだった彼女が私にくれた褒め言葉が「猫みたい」なのです。

私が飲まなくなって、今頃空の上から見てビックリしているんじゃないかなぁ(笑)

飲んで顔を赤くしている「赤猫」ではなくなって、飲まない「青猫」。

青は飲んでいない青白い顔、そして大好きな青い色から取りました。

 

断酒仲間の皆さんも、とても個性的な名前の方が沢山います。

その名前に込められた思い、ぜひ私にも教えてくださいね。

 

移りゆく季節の中で、気持ちが揺らぐことも少なくありませんね。

もう飲めないという現実に悲しくなったり、こんな日々ならいっそ飲んでしまえ!とか、本当は飲んでも大丈夫なんじゃないか、とか。

自分の中の複雑に混ざり合う想いに困惑して、眠れぬ夜もあります。

それでも、これは生きているからこその痛みなのだと、彼女を思いながら考えています。

どうかその痛みに負けないで。

自分の心の葛藤を受け止めて、自ら選びとった「断酒」という道を信じて、歩いていきたいと思います。

 

一日断酒で、生きてるよろこび、感じませんか(^^)/

 

にほんブログ村 酒ブログ 禁酒・断酒へ
にほんブログ村