ここが我慢のしどころ
こんばんは。断酒314日目の青猫です。
今日は息子の入学式に出席しました。
大学卒業後の専門学校入学なので、もう親もいらないんじゃないかと思っていたのですが、学校の方から式後のオリエンテーションに参加して欲しいとの要望があって、出ることにしました。
既にプレスクールで3日間通学していて、学校生活は始まったようなものですが、入学式で親子とも気持ちを新たに、という感じです。
息子のクラスには、同じ新卒や社会人経験者もいるようで、それぞれが様々な思いを持って入学するのだと、その気持ちが伝わってくるようでした。
私も、断酒を始めた時の気持ちをいつまでも持ち続けられたらいいなぁ…と、なんとなく重ね合わせていました。
断酒仲間のツイッターにも、ちらほらと「断酒が辛い」「飲酒欲求が出て困っている」というつぶやきが見えた今日。
意志の力だけでは、どうしようもない激しい感情、欲求があります。
自分で自分を抑えきれずに、気がついたら飲んでしまったなんていうこと、あってもおかしくないと思います。
それでも、ここが我慢のしどころです。
飲みたくなった、その時こそが成長点。
今までの自分を超える瞬間なのだと思ってください。
そして思い出してください。
どうして、自分がお酒をやめようと思ったのか。
もう飲みたくないと思ったのか。
こんな毎日はもう嫌だ、変わるんだ、変えるんだと思ったのか。
300日を過ぎた自分にも、言い聞かせています。
お酒は魔物。もう大丈夫と思っても、それは消えたんじゃなくて潜んでいるだけ。
静かに封印が解かれるのを待っている、魔物なのです。
自分の中に棲みついてしまったそれは、きっと永遠に消えることはないのでしょう。だからこそ、自ら下した封印を絶対に破ってはいけません。
それでも精神論だけで、かなう相手ではありませんよね。
必要を感じたら、専門医を訪ねてください。
断酒するグループの門を叩いてください。
断酒ブログやツイッターで助けを求めてください。
私たちは弱いから、他の誰かの助けが必要なのです。
手ごわい魔物も、みんなの力を合わせれば封じ込めることが出来る。
独りじゃないことを感じてください。
私はいつも、仲間からの励まし、アドバイスに助けられてきました。
今度は自分が誰かの心に寄り添えるようになれたら。
きっとあなたも、そう思っていますよね。
そうやって、断酒の輪が静かに、大きくつながれていくことを願って。
息子よ、君も今日の気持ちを忘れずにね!
母も新たに決意の日として。
明日も断酒で参りましょう(^^)/