本当だった再飲酒の恐怖
こんばんは。断酒291日目の青猫です。
今日もジムに行ってきました。
ちょっと風邪っぽいかな?という感じがあったのですが、コアトレで体の内側からジワッと汗をかいたらスッキリしました。
以前、職場のジム仲間の話を書きました。
ピロリ菌除菌のために、1週間飲まずにいた彼女は、断酒に興味を持っていました。自称「ザル」の酒豪です。
今日、職場で彼女と顔を合わせたら
「ねえ、ピロリ菌で飲まなかった後の話、したっけ?」と話しかけられました。
「聞いてないよ。まだ頑張ってるの?」
「それがねー、飲んじゃったのよ」
「え~~! 美味しくなかったでしょう」
「それがね、美味しくって一気に5本も飲んじゃったの」
「ええええ~~~っっ!!そ、そんなに?」
「ずーっと飲まなかったから、弱くなってるかなーと思ったんだけど、全然大丈夫で飲めちゃって」
ゾォ~ッとしました……私の脳裏にはブログで再チャレンジャーさんからいただいたコメントの言葉が浮かんでいました。
ピロリ菌はお酒飲めないですからね。
治ったら飲む気満々でしょうから、再飲酒の時が恐ろしいですネ。
再飲酒ではすごい勢いがつくようです。
ガンガン飲んで、胃腸を壊した年配の方を知っています。
そうなんです、再チャレンジャーさんの予言?どおり、再飲酒は飲まなかった期間を取り戻すかのように爆発していたようなのです。
どこかで「アルコール依存症は断酒している間も進行している恐ろしい病気」という記述を読んだ記憶があります。
そのとおりだったんです。
彼女は数日、晩酌で大量に飲んでいたようなのです。
なぜ、みんな同じような道を辿るのか。
人それぞれ、生きてきた環境も現在の状況も、ひとつとして同じものはないと思います。それなのに、なぜ「こうきたら、こうなる」みたいにピッタリ当てはまってしまうのでしょう。
まるで仕組まれていたかのように。
私たちは、いったい誰の手の内にあるというのでしょうか。
彼女の話は続きます。
「さすがにこれはダメだなーと思ってね、また飲まないことにしたの」
ああ、気がついてくれたんだ。ヨカッタ~と思った瞬間、彼女は言いました。
「これからは2、3日あけてから飲もうと思ってる」
……これって、どう捉えたら良いのでしょう(^^;
再飲酒の恐怖は、本当にあったのですね。
怖くなって調べてみたら、次のようなブログを見つけました。
ww2.wt.tiki.ne.jp
アル中の次郎さんという方の「アルコール依存症からの回復のために」というHPの中の記事です。
アルコール依存症からの回復のために
断酒後の再飲酒の恐ろしい反応は、脳によるものなのだそうです。
恐ろしいです。アルコール依存症の裏側には、大変なものがプログラムされていたのです。
もう、絶対に軽々しく「飲んじゃいそう」なんて口にしないことを誓います。
本当に、恐ろしいです。
ジムの更衣室に入ると、ジム仲間の彼女がちょうどトレーニングを終えて帰るところでした。
「お疲れ~! お先に~!」と明るく笑う彼女に
「飲むなよ~~!!」
と叫んで見送る青猫なのでした。
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