断酒と禁煙のつながりは…?
こんばんは。断酒262日目の青猫です。
今夜もジムに行ってきました。エアロバイクをこぎながら読んでいた本に、興味深い文章がありました。
「自分の命に火ぃつけて、こうやって煙に変えてるんだよ。健康のために軽いのに替えるなんてのはナンセンスだね。いちばんいいのは喫わないことなんだ。喫ってるやつは、自分で自分を処刑してんのさ。ゆっくりとな。あんたも、命が惜しいと思ったら禁煙しな」
(所轄刑事・麻生龍太郎「割れる爪」より)
柴田よしきさんは、大好きな作家さんです。
柴田さんは喫煙されるのかは不明ですが、核心を突いた鋭い文章ですよね。
この「煙草」の部分をアルコールに置き換えてみることが出来る、とまず断酒している人は思うでしょう。
私は喫わないのでよく分かりませんが、断酒しながら「そろそろ禁煙も」と考える人は、少なくないようです。
アルコールと煙草って、かなり強い結びつきがあるのでしょうか。
アルコール依存症は自分の体だけでなく、まわりの人まで巻き込んでしまう恐ろしい病ですが、果たして煙草はどうなんでしょう?
よく引き合いに出されるのが、アルコールは喧嘩や交通事故、殺人などの犯罪に至る原因となり得るけれど、煙草がそこまでの問題に発展することはない。基本、自分自身の健康問題なのかなと思います(副流煙によって、家族や近くにいる人に迷惑がかかるということはありますが)。
それでも健康被害を訴える警告が箱に印刷されたり、分煙や禁煙区分が厳しく設けられたり、煙草に対する世間の批判はかなりなものですよね。
煙草を擁護するわけではありませんよ。
我が家は16年ほど前に夫が煙草をやめてから、煙とは無縁の生活空間になりました。そのため、煙草を吸う人は染みついたにおいでだいたい分かります。
職場でも、喫煙室から出て来た人は紫煙のオーラをまとっていて、話す言葉と一緒に煙草の嫌なにおいまで口から出て来るのを強く感じます。
禁煙を考えるということは、やっぱり煙草が良くないものだと感じ、心の底では「やめたい」と強く思っているということなのでしょうか。
喫わない私が言うのもなんですが、
断酒と禁煙の関係、まだまだ奥が深そうです。