アルコールデビュー
断酒80日になりました!
私はiPhoneのカウントアプリを使用しています。バッジを設定しているのでiPhoneを開くたびに数字が目に入り、断酒の励みと飲酒のブレーキになっています。
平凡な日々の繰り返しが積み重なっていくことを実感。何気ない数字が自信と勇気をくれる…なんて大袈裟ですけどね。チラッと見ては心の中で「バンザ~イ!」。秘かな楽しみです。
さて、前回の続きです。
二十歳になったばかりの甥っ子。学校のサークルで、そろそろ飲み会がある様子。妹一家は我が一族には珍しく、飲まない家庭なのでアルコールに対する免疫がありません。
ドリンクバーとステーキに夢中になっている私に「酒って何から飲めばいいの?」と向かいの席から真面目な顔で相談してきた甥っ子。彼は私がお酒をやめたことは、まだ知りません。て言うか、彼の目にはまだ私は酒呑みって映ってるんだ…。相談されて嬉しいような哀しいような複雑な気分。
実は大酒飲みの父を見て育った私も、「酒は絶対飲まない」と心に決めていたことを思い出しました。就職して、徐々にアルコールの世界へと踏み込んでいったわけですが。アルコールはコミュニケーションツールでした。みんなと心を開いて触れ合えるような、そんな錯覚を真実だと思い込んでいたんですね……。
まだアルコールが何たるかも知らない甥っ子に、アタマっから「絶対ダメ!」と言っても納得しないでしょうね。
私が話せたのは、肝臓の役割のこと、ドーパミンが強制的に排出されてドンドン出にくくなること、脳が萎縮してしまうことくらいでした。
ああ、まだまだですね! 断酒80日とか言いながら、修業が足りん!って痛感しました。
甥っ子にはあらためて、断酒村のアドレスを送っておきます。
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