青猫日記〜断酒とジムと日々色々

断酒とジムと、他愛のない毎日の記録。

断酒804日 断酒とジムとiPhoneと…悩みも色々

こんばんは(^_^)青猫です。

 

無事、どうにか、やっと!夏休み目前進行の仕事完了しました(^_^)

うわ~~~っ!解放感~~!!

いよいよ待ちに待った夏休みです。

 

今日はちょっと早めに仕事を切り上げ、色々と用事を済ませて来ました。いや、済ませたというより、新たに作って来ちゃったかな?(^_^;)

それも、お金のかかりそうなことばかりで、アタマが痛いです。

 

まず、眼鏡屋さん。

去年の5月に何度も通って調整してもらったお気に入りの眼鏡。

最近すぐ落ちて来てしまうので、直してもらいに行ったのですが、そこでフレームのメッキのハゲを確認。

もしかして、ジムで激しく汗をかいたり、お風呂場にまで持ち込むからなんでしょうか。

色は深いネイビーで、とっても気に入っているんですが、まさかハゲて来ちゃうとは!こんなこと、初めてです。

メーカーに確認して、同じフレームがあれば交換出来るという話。

でも、同じものならまたハゲる可能性は大ですよね?

私は前からジムにも通ってたんですから、やっぱりフレーム自体の問題が大きいのでしょうか。

シルバーとか、ハゲても目立たなそうな色なら大丈夫?

あれこれ思いは交錯します。

長く使えるようにと色々奮発してたので、1年ちょっとで全部作りかえるのは、勘弁して欲しいです(^_^;

 

フレームは連絡をもらうことにして、次はauショップへ行きました。

私のiPhone5sの動作が怪しさでは、GWにとても大変な思いをしました。

aonekoon.hateblo.jp

あれからは、過充電にならないようにと気をつけながら、どうにか無事に使っています。

でも何しろ3年8ヶ月になりますから、バッテリーも劣化してるし増え続けるデータは多いし。さらにはツイッター、ライン、インスタ等々、主要アプリの通知がダイレクトに入らなくなって幾年月。

最近、私が友だちのラインに全く気がつかないのも、ツイッターに反応が遅いのも?不義理は全部、ちょっと年季の入ったiPhoneのせいなんです(ホントかな・笑)。

 

夕方のauショップは空いていて、すぐに呼ばれて相談して来ました。

3年前の契約のままなので、契約データ量は7GBもあるんです。それなのに、実際使ってるのは毎月1GB超えるかどうか。もっと少ない契約に変えれば、何だか安くなるんじゃないかと、そう思いません?

 

でも、悲しいことに最近CMで見かける格安プラン、私のように機種変更を考えるiPhoneには非対応なんだそうです。

スマホは契約プランを組み合わせて、高価な本体代を2年くらいかけて割引していくようにだいたいなっているそうですが、それがまだ適応外。今後の予定も未定だそうです。

 

では、3GBくらいにしたプランならどうだろうかとシュミレーションしてみましたが、減っても月何百円の世界。これに今加入しているオプションを追加すると、意味がなくなるような、そんな結果に。。。

 

もうね、ガックリ来ています。

眼鏡のこともありますから、とにかくお財布のひもが固いです。

でも収穫もありました。

12月の更新月まで無理かと思っていた機種交換やプラン変更は、実はいつでもOKなんだそうですね?じゃあ、2年とか3年なんてあの期間は何のでしょう。聞いたら、勘違いされているお客様が多いのですが、機種代金の分割がだいたい2年で終わるので、そこら辺のことかと、というような答えでした。

他社に乗り換えるとかではない限り、違約金は発生しませんと言われ、そりゃもっともだと思いましたが、何だかわかったような、わからないような。

 

あんまり私が聞いたせいでしょうか、スタッフの若い女性は何だか無表情で、聞いたことしか答えてくれません。

もっとアドバイスとか欲しかったし、聞きたいこともあったんだけど。そんなことを帰宅して息子に話したら、

「きっと新人でめいっぱいだったんじゃないの。許してやりなよ」

ですって。許してって、別に私は~~………(^_^;)

 

いつでも機種変更OKなら、iPhoneの機種や容量も真面目に考えないといけません。

今使っているのが16GBなので、32GBで十分でしょうか。それとも128GB?

価格も一気に跳ね上がりますが、Macな友によると、月々ビール2本分の差額であると即答してくれました(^_^)

 

考えるほどに、悩みはつきません。

こんな悩みをあれこれめぐらして、飲まない夜が更けていきます。

夏休み中に答えは出るのでしょうか?

 

また明日!(^_^)

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断酒803日 キケンな夏休み

こんばんは(^_^)青猫です。

今週は、かなり仕事も片付いてきました。

気分リラックスしながらも、休み明け用のデスクワークで肩がコリコリです。定時で職場を後にして、水曜のお楽しみ、エアロビクスに行って来ました。

 

レッスン開始の待ち時間、ジム友だちと夏休みの話に花が咲きます。

友だちは、東京に住む娘さんのところに遊びに行くんだと嬉しそうに話します。

私は長年新幹線を利用して帰省して来ましたが、あのワゴン販売にはコーヒーとスイーツのセットがあるということを、今日初めて知りました(^_^;)

人気のお土産品がコーヒーとセットになるそうで、何になるかはその日のお楽しみなんだとか。

今まで、コーヒーしか眼中になかったので、今回は買ってみようと思います(^_^)

 

「でも一番の楽しみは、やっぱり駅弁をつまみに缶ビール飲むことよね!」

不意に飛び出した友だちの言葉。

もう、ドキドキしちゃいましたよ(^_^;)

「オヤジしてる~~!」っとどうにか笑い飛ばしはしましたが、内心穏やかじゃありませんでした。

彼女、これまでジムで話してきた感じから、そんなにお酒を飲む方ではありません。

それでも旅の解放感は、「新幹線でビールと駅弁」なんて公式を脳裏に埋め込んでいるみたいです。

飛行機に乗ると、片っ端からサービスのアルコールを飲んじゃうのも、同じ心理なんでしょうね。

 

たとえ実家への帰省でも、夏休みは空気がいつもと違います。

あちこちで、片手に缶ビールや缶酎ハイ。まるで無礼講のようにプシュプシュゴクゴクやっています。

中にはビールザーバーが積んであるワゴンもあるらしいですよ~。

こんなのに遭遇した日には……想像するに恐ろしいですね(^_^;)

気をしっかり持って、スイーツセットを頼んでみようと思います。

 

そうそう、帰省して東京の友だちとも会うのですが、今回は車を出してくれるそうです。

「車じゃないと行きにくいような場所にあるお店に行こう」と言ってくれています。

行動範囲が広がるのも嬉しいですが、何より車だと、ランチでお酒を飲むという(もちろん友だちが)事態は避けられますよね。

前回思ったのですが、やっぱり目の前で友だちが楽しそうに飲んでいる姿を見るのは、まだ辛いです。

平気な顔をしてはいますが、実は心穏やかじゃありません。

きっとこういうシーンって、何年経っても慣れるなんて出来ないのかなと思います。

友だちが飲むのは、別にかまわないんですけどね。

でもやっぱり、キケン物からは遠のきたいものです。

 

いよいよ週末は帰省、私も夏休みに入ります。

いつもと違う空間に、思わぬ危険がいっぱいですね。

浮かれてばかり、いられません。

夏こそ断酒!その決意の試されるとき。

いざ、心して参りましょう。

 

……って、あと一日仕事残ってます~~(^_^;)

また明日!(^_^)

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断酒802日 今夜のしあわせプライスレス

こんばんは(^_^)青猫です。

引き続き、ノロノロ台風がジリジリと近づいて来ています。

ネットで天気を調べていたら、この台風5号の名前は「ノルー」っていうんですね。

いかにもノロそうな名前だなあと思いましたが、これは韓国語で「のろじか」(鹿)のことなんだそうです。ノロい鹿?

 

「北西太平洋または南シナ海で発生する台風防災に関する各国の政府間組織である台風委員会(日本含む14カ国等が加盟)は、平成12年(2000年)から、北西太平洋または南シナ海の領域で発生する台風には同領域内で用いられている固有の名前(加盟国などが提案した名前)を付けることになりました。」(気象庁 台風の番号の付け方と命名の方法より)

www.jma.go.jp

既に決まっている名前を順番につけてるってことなんですね。

何となく、今回の台風にピッタリな名前なのは偶然なんでしょうか。

 

今夜はまだ雨も降ったりやんだりで、大丈夫かなとジムのコアトレに参加して来ました(^_^)

行くまでは多少の不安がありましたが、始めてしまえばもう、集中!良くも悪くも台風のことは、すっかり忘れていました。

有酸素運動は結構色々なことを考えながら動けるのですが(今日のブログ何書こう?とか、明日の晩ごはん何作る?とか・笑)、無酸素運動である筋トレ系は、息を詰めてするせいか、身体の動きにとにかく集中。あまり余計なことは考えられません。

ここがまた、気分がスッキリする秘密なんでしょうね(^_^)

 

嵐の前の静けさの夜、いつものようにこうしてブログを書けること。

 

昨日は思わず、お中元の豪華なビールにクラクラ来ちゃいましたけど、やっぱりコーヒーもらって良かったなって、しみじみと思っています。

 

今朝、量の割にはかさばるコーヒーの箱を処分しようと、中を開けてみたんです。5袋✕2箱の答えは当然10袋。

あらてめて手に取ると、何だか嬉しくなってきました。

 

 

 

飲まないお値段、プライスレス。

 

ツイッターで、昨日のブログにもらった素敵な言葉。

私たちは今、値段なんか付けようもない、贅沢な時間を生きているんですね(^_^)

 

心がまあるく、満ちあふれて。

嵐の前の穏やかな夜。飲まないことを選んだ幸せ、感じながら。

もう、あんな嵐の夜に私は身を置くことはない。

 

今夜のしあわせ、一緒にいかがですか?

また明日!(^_^)

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断酒801日 損してる?得してる?

こんばんは(^_^)青猫です。

 

台風5号が上陸しました。各地で猛威を振るっている様子です。

みなさん、十分にご注意ください。

 

そんなときに、こんな話題で恐縮です……(^_^;)

 

今朝、酒豪女性部長とお局さまが、何やらワイワイやっていました。

「飲まない人がもらっても、嬉しくないでしょう」

部長の大きな声が聞こえて来ます。

どうやら、部署宛に来たお中元を前に、どうやって分けようかと二人で相談していた様子。

 

しばらくすると、お中元の箱を二つ抱えてお局さまがデスクにやって来ました。

「部長が決めたことだからね!」

そう前置きすると、目の前に箱二つをドスンと置きました。

箱はドリップコーヒーの詰め合わせと、缶ビール詰め合わせ。

ドリップコーヒーはブレンドの違いで4箱、ビールは世界のホップを使用した限定プレミアムセットです。

部長の英断?で、私と飲めない上司にはコーヒー、他のみんなには缶ビールということになったようです。

私が飲まないことも、ここまで周知されて来たかと嬉しく思ってはいるのですが……。

 

ビール組の、何とも楽しそうなこと。

見たことのないデザイン缶には様々な外国の名前。誰がどこのビールを選ぶかで、ワイワイとにぎやかです。

以前の私なら、絶対ビール組で珍しいビールに歓声をあげていたことでしょう。

 

対して、コーヒー組は。。。

ブレンド、コロンビア、キリマン、モカの4つの箱を2つずつ、分けてもらうことになりました。合計10杯分のコーヒーです。

 

何だか寂しいなと思うのは、まだビールに未練があるからなのでしょうか。

 

数日前も、こんなことがありました。

他部署の仕事のお手伝いをした我が部署4人。そのお礼にと、他部署から電話が入りました。

「みなさん、ビールはお飲みになりますよね?」

たまたまその電話を受けた私は、自分が飲まないことを告げました。前もってちゃんと確認してくれるところが、なかなか嬉しかったです。

しばらくして、届けられた謝礼はスーパードライ(350ml)数本と、野菜ジュースの紙パック(200ml)1本でした。当然野菜ジュースは私のために……。

 

いいんですけど。

両方とも、思いやりがとっても、嬉しいなとは思うんですけど。

でも、何だか寂しいなぁと、思ってしまう私がいます。

 

この時期、職場や家庭に無防備に贈られるお中元。当然とばかりにアルコールが贈られることも少なくありません。

私たちには、眼の毒を通り越して、突然出現する異世界からの物体Xのようなものです。古くは驚異のアメーバー。

あるはずのない場所に、いきなり出て来る天敵です。

 

もし、私にも同じように缶ビールが配られてしまったらと思うと複雑な気分です。

自分から、このビールを持ち帰るのも、夫にあげるのもイヤです。

体のことを心配して飲んで欲しくないというよりも、「私が飲みたかったビールを目の前でガブガブ飲まれる」ことが、たまらなく悔しいと思っているのです。

 

断酒800日超にして、まだこれです。

情けないけど、本心です。

やっぱり、もらわなくって正解でした。

たとえ、それが高級ビールvs安っぽいコーヒー詰め合わせでも。

たとえ、それがビールに対して半分の値段の紙パック飲料でも。

 

損してる?得してる?

 

でも、もしもの事故が……魔が差して、思わずプルトップオープン!なんてことになった後の顛末を考えると、絶対に私は守られたんだと信じたいと思います。

 

今夜は意地汚い青猫のお話でした。

あ~あ!夢になんか、見ませんように。

また明日!(^_^;)

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断酒800日 永遠のワンパターン

こんばんは(^_^)青猫です。

 

来ました、800日!

あらためて、キーボード叩いて真っ白なブログのページに数字が出たのを見て、ゾクッとします。

最初にこんなこと、書くつもりじゃなかったんですが、何だかね、実感しちゃって。ごめんなさい、自己満足(^_^)

 

アルコールに対して、本当に無知でした。

ただ、飲んでみたら結構飲めちゃって、初めて就職した環境でも憧れの先輩女子が酒豪ぞろいで、未知の世界がキラキラと楽しそうで……そんなところから、私の飲酒生活は始まりました。

 

私の場合は家呑みになったのは結婚してからのことで、と言っても毎晩のように仕事の帰りに飲み歩いていた自宅には、寝て着替えに帰るような、そんな独身生活だったので……まあ、なんと言って良いのでしょうか(^_^;)

 

それでも少しずつ、自分の飲み方に危うさは感じていました。

気になって、お酒について調べ始めたのは本当につい3~4年前から。それまでは、アル中とか依存症って、本当に朝から毎日飲んでいないと手が震えるような、そんな人なんだと思っていました。

 

ちゃんと仕事にも行き、晩酌も決めた量を飲み、ちょっと飲み会では必ずラストまで残留組で二日酔いもするけれど、それは私がお酒が弱いからなんだろうな、もっと強くなりたいな、飲んでも平気なくらい鍛えたいな、なんて、思っていました。懺悔します。

 

だんだんと、毎日のお酒の量が増えました。当時は家族の心配事が次々と起こり、もうどうしたらいいのだろうか、私が頑張らないといけないんだと、あっちへ行き、こっちへ走り、ジタバタする私とわれ関せずの夫との温度差へのストレスが、高まっていた頃と一致します。

 

初めて垣間見た、断酒の世界。

たくさんの、色々な境遇の人たちが、お酒と向き合う姿が印象的でした。それでも、自分は違うからと、せめて一生飲めないなんてならないように、気をつけて飲まなくちゃと、そんなことを考えました。

 

職場の健康保険の催しで、1週間に連続2日の休肝日チャレンジを1ヶ月続けるだけで、もう満足。達成賞をもらって嬉しくて、これ毎年やろうなんてニタニタしておりました。

でも、不思議と休肝日明けにやっと飲める!と飛びついたビールが、それほど美味しくないことに、わずかな疑問符は浮かんでいたのを思い出します。

 

「もうダメだ! こんな自分が情けない」

いよいよ私に底付きが訪れたのも、本当に突然の出来事で。屈辱の二日酔いの布団の中で泣きながら読んだ断酒ブログの数々が、私に「一日断酒」という言葉を教えてくれました。

 

お酒のない生活のスタートは、とても新鮮で「私もう飲まないんだよ!」なんて自慢げに家族や職場で言ったりして。

「えー?この前、キリンビール館にフローズンビール飲みに行こうって言ってたじゃない」

なんてラスボスに言われると「大丈夫、そういう時は飲めるから」なんてとんでもないこと言ったり、してました。

結局、その約束は果たせず仕舞いになりましたけど。

 

断酒はブログで勉強しました。

ランキングに参加しているブログを隅々まで読み、どうやら自分がとんでもないことを初めてしまったのではないかと気がつき始めた時は、もう遅かった……自分もブログを書き始めていたのです。

 

断酒とは。金輪際一滴のアルコールも口にしないこと。

飲まないでいる間にも、依存症は静かに進行している恐ろしい病気であること。ひとたびお酒を口にしたなら、逆流に飲みこまれるように、もとのアル中に戻ってしまうこと。それも今までよりも、もっと重症化してしまうらしいこと。

 

どうしよう。そんなつもりじゃ、なかったのに。

 

こんなヘタレな私を支えてくれていたのが、ブログやツイッターで知り合った断酒仲間たちでした。

「飲みたくなった」と言えば励ましが、「断酒〇〇日になりました」と言えば我がことのように喜んでくれて。ああ、この人たちといつまでも一緒にいたいな、貯まってきた数字もゼロにするのは悔しいな。

いつしか私の心の中に、一生飲まないことの幸せと覚悟が芽生え始めてきたのです。

 

ひよっこだった私も今は断酒2歳の誕生日を過ぎ、3年生として学んでいます。新しい人、ベテランの人、いつの間にか会わなくなった人、去っていってしまった人。断酒仲間の顔ぶれも変わりました。

 

私はいつまで、ここにいるのかな。

みんなといつまで、一緒にいられるのかな。

こんなこと、たまに考えてみたりします。

残されるものの寂しさみたいな、そんなことを感じる夜もあり。

 

それぞれの人、それぞれの思いの中にお酒があって、それは色々な形で姿を見せたり隠れたりする。

自分はその影とどうつきあっていくのだろうか。知ってしまった、お酒の闇を抱えながら。

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彷徨える旅人が、途方に暮れて夜空を見上げたその先に、明るく見つめる月の姿に気がつくような。

いつも変わらず、そこにあるもの。

ああ、まだ青猫、断酒してるよ。

飽きもせず、まだ戯言を呟いてるよ。

呆れながらも何だか故郷に戻ったような、そんな気持ち。

新しい街並みの中にポツンとたたずむ、昔よく通った古い店。頑固な店主は絶対アルコールは出しません。メニューは昔っからのワンパターン。それどころか、おしゃべに夢中になって脱線しててしまうことも、しばしばです。

そんなブログを書き続けていけたら、いいな………。

 

いつも読んでいただき、ありがとうございます(^_^)

みなさまに支えられ、ここまで来ました。

特に目新しいものは何もない、永遠のワンパターンではありますが、これからも一日一話。一日断酒で、どうぞよろしくお願いします。

 

いつもの約束。また明日!(^_^)

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断酒799日 古傷が痛むとき

こんばんは(^_^)青猫です。

今日は久しぶりに夏らしい土曜日でした。

夜も夏っぽく暑くて、ちょっと嬉しいです。

8月になったというのに、最近ずーっと涼しくて、秋の虫の声までしてましたから。夏好きの私としては、もっとガンガン来て欲しい、そんな気持ち(^_^)

 

昨日のブログ「ドラキュラは人間になれるのでしょうか」にツイッターでコメントをもらいました。

「沢庵は大根に戻らない」と、脳神経科の医師がアルコールで冒された脳について、説明するそうです。

 

そうなんだ……。。。

確かに、キュウリの古漬けとか、よく漬物に例えられているのを聞いたことがあります。

確かに、一度漬かっちゃうと、もう新鮮な野菜とは別物になっちゃいますよね。

それを美味しいと好まれるのは、本来の漬物だけであって、決してアルコールでしっかり漬かった私の脳では、ないわけです(^_^;)

でもね、塩抜きして、少しマイルドくらいには、なれないかなぁとか、無駄なことを考えてみたり。ホント意味ないですね。

 

断酒が安定してくると、お酒のある生活を忘れます。

初期の頃、あんなに苦しかったCMもスーパーやコンビニの酒コーナーも、平気で横断したり出来るようになってきます。

今日で断酒何日とか、指折り数えてついていた溜息の回数も減って来て、スマホやブログにセットしたカウンターを見ない日も増えました。

 

でもね、ときどき、痛むんです。

飲んだくれ時代、酔って泊まった友だちのアパート。そこの階段から落ちて痛めた古い傷。

手の指のちょうど関節を捻挫しました。とにかくとても痛かったので、ヒビが入っていたかも知れません。

それから、飲み会の帰り道、家の前の凍結路で顔から転んで唇をザックリやったこと。日曜日の救急で何針か縫うほどの怪我でした。

 

今でも、思い出したように指が痛みます。

唇に、引きつりを感じることがあります。

「あの頃を忘れるな」と送られてくるメッセージ。

見た目には、もう何ともないのです。

 

手術で取り除いた臓器でも、まるでまだそこにあるかのように、痛むことがあるのだと聞いたことがあります。

脳はしっかり、憶えているのです。

 

本当は、思い出したくもない傷です。

でも、過去は変えることが出来ないのです。

そして、過去があるから今があります。

収穫前、傷がついてしまったリンゴは、甘く美味しくなるんだそうです(^_^)

傷から水分が蒸発するのを防ごうとする、リンゴの生命の反応です。

 

アルコール依存症という傷を抱えて、私たちはもっと、毎日を大切に生きていこうとしていますよね。

傷があるから、痛みがわかる。

痛みを知っているからこそ、ひとに、自分に、優しくななりたいと思うのです。

 

古傷が痛むとき、美味しくなろうと頑張っているときなんです。

 

きっとね。また明日!(^_^)

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断酒798日 ドラキュラは人間になれるのでしょうか

こんばんは(^_^)青猫です。

金曜日です。

今日も仕事が順調に進みました。

定時退勤して、ジムでコアトレ。

やっと今週も週末です。

 

昨日の親子ゲンカはどこへやら。変わらぬ一日の我が家ですが、やっぱり引きずらないのは家族だから、なんでしょうね。

ブログやツイッターにもコメントをもらって、ふと考えたことがありました。

 

そういえば、飲んでた頃は自分から謝るなんて、絶対にしませんでした。酔っ払いに共通の、意味不明で根拠のない妙な自信。

「この世で自分が一番正しくて、自分意外はすべて間違っている」

とんでもなく自信過剰な思考。

言い合いは大好きでした。

ああ言えばこう言う。どんな論客も受けて立つ。そのくせ、言ってることは支離滅裂で、全然筋が通ってない。

 

結婚する前、飲み会が毎日のようにあった職場の飲みの席でも、よく言われました。

「どうしてそんなに突っ張ってるの」

え? 私突っ張ってる?

そのときは、まったく思い当たりませんでしたけど、今はとっても良く分かります。

 

父とも、飲んではよくケンカしていました。

「何でもいいから、もう謝りなさい!」

間に入る母から、よく言われたこの言葉。今も耳に残っています。

やっぱり、そのときは「どうして? 私全然悪くないのに」ってますますカーッと逆上し、この世に二人といない悲劇の主人公になったような、悲しみと怒りを覚えたものです。

 

そして、ブログのコメントにも書きましたが、夫や息子たちには

「母さんは絶対に自分から謝らない」「いつも自分だけが正しいと思ってる」と言われていました。

このときも、全然、どうしてそんなこと言われるのかが分かりませんでした。

 

もうね、思考がガチガチに固まっていましたね。

自信と言うより、きっとその逆。

自分にまったく自信がないから、必死で防御していたんです。

弱みは絶対、見せたくなかった。隙を見せたら、ねじ込まれる。そんなこと絶対あってはならない。なぜなら、自分が一番正しくあらねばならないのだから。そう信じていかないと、自分が成り立たないのだから……。

 

吸血鬼ドラキュラ伯爵が、心臓に杭を打ち込まれ、悲鳴とともに灰になる。そんな危うさで出来ていた、まやかしの自分自身。

誰にもとどめを刺されないように、必死で牙を剥き続けていたんでしょうね。哀しいです。

 

お酒が見せた、幻の虚像。

邪悪な魔法が解けた今、残ったのは、とってもちっぽけな自分という真実でした。

 

それでも、心は穏やかに凪いでいて、誰かの言葉がスーッとしみ込むように入って来ます。干からびていた私の中が、どんどん潤いで満ちて来る、そんな心地よさを感じることが出来るようになりました。

 

まだまだ、自分の中には矛盾がいっぱいなのですが、素直にそれを出していける、弱さを認めていきたいと思っています。

ちょっと抽象的(^_^;)

でも、今まさに、その途中でしたから。

 

おいおい、じっくり。また明日!(^_^)

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